バイト中の話。
店頭に出した のぼり を
回収する度につい
心の中で叫んでしてしまう。



「私は…ジャンヌダルク…!!!」



宣伝用の のぼりをはためかせ、
颯爽と走るその姿は
かの有名な聖少女を彷彿とさせる。

…ような気がしない?

店裏にしまいこむまでの1分間。
三十路のおばちんはそんなことを考えていたりします。←