闘病中に人工透析が始まって、1級障害者の手続きを医師がしようとした時に・・・
「待てよ先生。俺はまだ負けちゃいねぇよ」って言いながら手続きをさせなかった時の方が自分の命が燃えてたような気がするよ。
親の言うことも聞かずに生きてきた俺様が医者の言うことなんて聞くワケねぇし
結果、病気は治ったワケではなく、ただ単に忘れてるだけなんだけど、元気に働いて何も不安要素が無くなったら毎日酒飲んで、まるで腰抜けのオカマ野郎みたいな日常になっちゃったよな。
何も背負ってない安定した日常はつまんねぇよ。
世の中には働きたくても働けない人がいるなかで不謹慎だけどさ。
病院で寝返りも打てないほど身体中が管だらけで寝たりきりだった時の方が命の炎がメラメラ燃えてたよ。