二次元ヲルゴールのDVDを買ったのをきっかけに、合わせて読むかなとプラの昔の切り抜き読んで過ごしてました。
トレモロくらいの頃の。
ドラマーが隆さんで、太朗さんがおかっぱで、Akiraくんで、Tadashiくんで、一人称が僕で、なんだかそれだけで昔のプラの時間まで戻って浸れるような気分です。(新規の稚魚海月です)
竜太朗さんは合宿の事を隔離病棟とかサナトリウムって呼んだり、曲を作る事を治療(痛いところを治療する)って言ったり、奇を衒ってる風でも無いけど独特のワードでインタビューに答えていて、インタビュアーさんもそのワードのままに進めていて、こういうのっていいですね。
今まではあまり意識してなかったところが大きいんですけど、好きなアーティストのインタビューでも、インタビュアーさん次第で結構違ってくるような気がしますね。
質問が、一行、とかよりは、以前のインタビューの内容とかも引っ張りだしてきて、細かく聞いてくれる人の方が好きな気がします。
合宿の話が楽しかったです。まだ大量にある切り抜きの一部しか読めてないけど。
合宿で暇になった竜太朗さんがトンボを20匹程捕まえて、マネージャーの部屋に放そうとしたらベッドメイキングの人に見つかって気まづかったとか。
これ、ニコプラ座で言ってた「ラジコンしたりカマキリの交尾を見てた」「あの時もういい歳だったのに笑」(うろ覚え)エピソードの事ですかね笑
とても想像しやすい…
おかっぱ太朗という稀有でほっとけない生き物が、まだ20代半ばでいろんな事を考えながらバンドに向き合っていたり、今と変わらないメンタリティを垣間見せていたり、無自覚な若さを放出していたりしていて、やっぱりこの人の事が好きだなぁと思ってみたりしてました。
達観しているところとずっと子供でいるところ、絶妙なバランスでもって世界にアンバランスに存在しているように見えるところ、不思議としか言えないです。
若かりし頃も愛おしいですがわたしはずっと、この人の事を見ていきたい、と思って止まなくて、その尽きない興味を生み出してくれているこの人には感謝だなぁと。
ずっとバンドが続いていくといいなぁ。
正さんのインタビューの事とかも書きたかったのにまた長くなってしまった。
明日も元気にがんばりましょう。
時々隔離病棟に住みたいって、人と関わっていく事は好きな癖に衝動的に思う。
真っ白い部屋で、白い服を着て、蒼白い顔して一日中ベッドの上で生産性の無いことを考えたり本を読んだり、廊下を散歩したりして。
切り離された狭い箱で、自分が今何をしてるのか他人には分からないように。
心の手前よりちょっと奥のところで何年もずっとそういう願望があって、時々気持ちがそっちの方に切り替わる。
自分が好きなもの、無くなっちゃったらそういう生き方も一回してみたいな。
後悔とかしちゃうのかな。