「そうだね、うん、そうだね。宗家じゃないけどね、私こう見えても神様の子孫だからね!」


+プロフィールと詳細情報+

【名前】
末枩梅香/すえまつうめがか
(ウメガカ・メロスティンガァ・§・ネオン/うめがか・めろすてぃんがぁ・せくしょん・ねおん)

改名後:梨生梅花/なしいくばいか

♀/145cm/??kg/??月??日生まれ/??座/O型
中学三年生

【種族】
人間?

【家族構成】
????(父)、????(母)、マコ(5世前)、テスタライナ(5世前)

【メモ】
近親交配により生まれた特殊能力者。
近親交配を強いられし、初めての被害者、マコとテスタライナ(ルルの弟と子供)の直系で
ネオン家の第二の宗家に身を寄せている。ただし、権力があるだけで分家には変わりない
本家よりも交配が進んでいないため、遺伝子障害を然程受けてはいないようで
それを彼女は誇りに思っている模様
将来の夢は医者になる事。ネオン家の短命を少しでも和らげたいと思っている

【能力】
記憶操作。相手の脳に「鍵」を設ける事で記憶を引き出せないようにする
また、自分の脳を常に開錠状態にする事で、記憶の引き出しや頭の回転が異常に速くなる

【その他】
・彪とサクラが誕生した3年後に生まれる。(双子は早生まれ故、実際は4つ下)
・炯と同い年だが、存在は写真等で把握していた程度で直接的な関わりはなかったとされる
・3歳の頃より、自身がネオン家の人間だと教え込まれ、小学生に上がる頃には自覚するようにもなった
・幼少期から勉強に関しての才能を発揮していた彼女は、友人にも恵まれ何不自由なく日々を過ごす
・宗家で、サクラか炯のどちらかが命を落とし、その3年後にも2人の死者が出る。その時まではずっと
・好奇心旺盛だった当時10歳の梅香は、本家の存在に憧れを抱き、独自に本家を調べ始めた
・だが、深く調べ過ぎてしまったのだ
・医師に乱暴されたために病気を悪化させたor遊園地の事故が実は意図的なものだった事
・そして2人(刹那と睛子)の死に関しては、己の両親が深く関わっている事実
・掘り返せば掘り返す程、両親への信頼度は落ちていき、本家の絶望的人生に恐怖した
・サクラor炯の件に関しても、実は自分の親が関わっているのではないかと、疑心暗鬼にすら陥った
・そして12歳の時にサクラの兄、炯の従兄にあたる彪との出逢いをきっかけにそれは確信へと変わる
・笑顔を浮かべるいっぽうで、ほんの一瞬だけ見せる冷たい瞳に全てを悟ってしまったのだ
・嗚呼…自分は、自分達は、本家の信頼を失ってしまったのだ、と
・そして己の両親に対する信頼も地に墜ちた
・彼女はそれ以来、何かに取り憑かれたかの如く、勉学に励んだという
・本家の人間達に贖罪するかのようにく、ただひたすら知識を頭に蓄えていった
・中学を卒業するのと同時に親の前から行方をくらませる。足取りも付かないよう、外国に逃亡した
・そんな彼女を匿ったのが、愛水家と末枩家同様に純血を保ったネオン家No.3の梨生家
・子供達(はびこ+ほびこ)のよき姉となる事を条件に、梨生家の人間達は養子縁組の話を持ち掛けた
・梅香がそれに喰い付かないわけもなく、親の了承も得ぬまま、勝手に己の姓を変えた
・それから梅香は義妹達の世話をしつつ、医者になるための努力を才能と共に発揮する
・数年後、いや数十年後。彼女が医者になったのかは、定かでない
・しかし、この事に関してだけははっきりと言えよう
・梨生梅香(なしいくばいか)は、二度と両親の前には姿を見せる事などなかったのだった