きみがいなくなって
気付いたことが幾つかあって

野放しのわたしはどこへ行けばいいのかわからないってことと
世界がどっちでもいいってことと
青色がよく見える様になったってことと
…ほかにもたくさん。

私のほとんどが君に因るもので
私はそういう自分が好きだった。
だから今、いろんなものがわからなくなってしまったよ。


でも不思議だな、
後悔はしてないし、
渦中はあんだけ辛かったのに
今は楽しかったことだけしか考えられない。

…思い出は美化されるってやつかな。


セックス、という行為も結局好きではないらしい。
君とはどうか、今となっては分からないけど。



新しい関係を始めたい、他でもない、君と。
無理なのはわかってる。