「ねぇ、真ちゃん」
「………」
「しーんちゃん?」
「………」
先程から呼んでるのに全然答えてくれない
真ちゃんの様子が可笑しくなったのは昼休みから
人に呼び出され戻ってみたらこの調子で今にいたる
何故こうなったのか検討もつかないから聞こうと思っているのに真ちゃんは話もしてくれないから理由も聞けない
「なんか真ちゃん怒ってるしょ?何で?オレなんかした?」
「…別に怒ってないのだよ」
あ、答えてくれた!
ボソッとだが俺が聞こえる程度で真ちゃんが答えてくれた
だが、目を合わせてくれない
ぽつぽつと話しだす
「…昼休み…女の子…」
「え?何?」
「…昼休みに女の子と話していただろ」
「えーと…」
記憶を思い出す
確かに女の子に呼び出されが、それは真ちゃんのことで…
もしかして!
「ね、真ちゃん、それってヤキモチ?」
「なっ、」
あ、やっとこっち向いた
「ち、違う、のだよ…」
嘘
顔真っ赤だよ真ちゃん
俺は嬉しくて笑顔になる
「なに、笑ってるのだよ…」
「んー、だって真ちゃん可愛いだもん」
「なっ、ば、」
焦っちゃって
もうホントかわいいんだから
「真ちゃん安心していいよ」
「?」
俺は真ちゃんの頬を撫でる
「昼休み呼び出されたのは真ちゃんのこと」
「オレ?」
「そう。真ちゃんに好きな人いるか聞いてきたからさ。答えてやったよ恋人がいるって」
「っ!」
また真っ赤になって
「だって真ちゃんはオレのでしょ?」
身長のせいで上目遣いになってしまうのがしゃくだが真ちゃんと目を合わす
「違う!」
真ちゃんは俺の胸に抱き着いてきた
「高尾がオレのだろ」
「…っ……」
もうホントこの女王様は
フッと微笑み真ちゃんの顎を掴む
「オレは真ちゃんのだよ」
優しく真ちゃんと唇を合わす
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秀徳戦見てから高緑熱が急上昇してww
ツンデレ真ちゃん(*´艸`)