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想いの狭間で

流れる涙に色があれば、と思う
そうすれば吸い取られた雫は
乾いて蒸発して、消える事はなく
きっと貴方に気付いて貰えるのに

目の前で泣けばいいのかもしれない

(でも、そんなの出来る筈、ないの)

優しい貴方は悲しそうな顔をして
泣かせてごめん、って笑うから

(困らせたくない、だけど、寂しい)
(ねえ、どうすればいいの?)


貴方とわたしと、揺れる心

神様を殺した日

どれだけ祈り続けていたのだろうか

握り締めていた手は力を失い
言の葉を紡ぐ声は枯れ果てて
眼前に横たわる身体は骸と化して

切なる願いはいとも容易く手折られた

(ああ、神など居やしないのか)



少年の頬を伝い流れた雫は
夕日を受けて紅に染まっていた

愛と憎悪

(それらは酷く、似ていた)

想えば想う程押し寄せる衝動が
立ち止まりたくなる程心を揺るがせて
掻き毟りたくなる程胸を焦がす

貴方が純粋に愛しくて
貴方が純粋に憎らしい

(ころしたいほど、あいしてる)


love and hatred
DOGOD69


一応ルクガイとか飯Pイメージ
ですが決まらなかったので無ジャンル

愚かな夢は

砕け散った夢の欠片を
必死に拾い集めて
ひとつひとつの欠片を
必死に繋ぎ合わせて

「こんなのは違う!」と
いくら喚いていても

それが貴方の夢
それが貴方の理想

ただ出来上がったそれが
継ぎ接ぎだらけになって
歪んでしまっていただけ



─────
夢は見事叶ったのに
それは既にもう別物で…

偽者

僕は"ニセモノ"

いつだって仮面の笑顔を振り撒いて
皆の喜ぶ保守的な理想を掲げて

壊されないように
気付かれないように
ただただ、隠し通してる。


中身の"ホンモノ"は儚くも脆いから。



─────
こころの 弱さを
隠してしまいたいのです。

結手

あなたは いつまで
この手をつないでいてくれますか?

たとえ私が 涙を見せても、
たとえ私が 怒りに我を忘れても、
たとえ私が 路に迷ったとしても、

その手をほどかずにいてくれますか?

私といっしょに
出口を探してくれますか?



─────
握り返した掌からは、
じんわりと人肌の温もり。

それはすべてのはじまりで

あたたかい、離れたくはなかった
ずっとふたり いっしょに居たかった

どうしても と、
嫌がる俺の代わりに
お前は生まれて

早く と、
涙を雫したお前の代わりに
俺も生まれ、泣いた


感じた空気は 冷たくて、

それでもふたり
握り合った掌は暖かくて、

溢れる涙が止まらなかった。



─────
ずっと いっしょだ
俺の 大切な半身。

代用者

俺はダレの"代わり者"ですか?

お前の 代わり者?
それとも 他の誰かの 代わり者?

"代わり者"の 俺に、
(所詮 ダレかの代用品の 俺に、)

"代わり者"は 居るのでしょうか?



─────
誰か一人でもいい、
俺を 必要としてくれますか?
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概要
小ネタを自由気ままに
がっつり女性向け
CPは基本的に雑食です
敷島沙霧
沙霧さんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 4月3日
地 域 大分県
血液型 A型
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