スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

病院にまつわるエトセトラ


 




私が今日体験した怖い話を聞いてください。

* * *

私は微かに消毒液の芳香のある部屋にいた。
そこには丁度美容院で使うような椅子が10脚ほど列を成していた。

何故か妙な違和感を覚えた。
なぜならそこには白装束の人間が沢山いたからで。

思わず立ちすくむ私。
「な…なんか…怖い……」
つい本音を呟いてしまった。

どうしよう?
ここにいる白装束の人たちにさっきの言葉を聞かれたら……
不安に苛まれる。
そう思った瞬間、

「そこの入り口にいる君、こっちに来てください」
張りのあるテノールが室内に響く。

(誰!?)
私は声のする方へ顔を向けた。

白装束の男。年は30代半ばから後半くらいだろうか?
3秒ほど凝視したところで、
「ほら、こっちに。別に怖いことはないですから」
と、続けて喋る。そこに不敵な笑みを浮かべながら。

(うわ…さっき口走った事、聞かれた…かも…?)
一抹の不安がよぎる。
多分ここで「嫌だ」と拒絶したらきっと白装束の集団に何をされるか分からない…

仕方なく私はその白装束の男に素直についていった。

* * *

「ここに座って下さい」
白装束の男は不敵な笑みを浮かべたまま私にそう告げた。

(い…一体、な、なにをするの?)
不安そうにその椅子に座る。
私の体から一気にジワリと気味の悪い汗が出る。

白装束の男は淡々と言葉をつなげる
「そんなに怖がらなくて大丈夫です」
そして白装束の、Mという名の男は一呼吸置いて

「――――すぐ終わりますから」
と、鋭い眼差しで私を凝視した。

* * *

私は倒された椅子の上に仰向けになっていた。
只そこに仰向けになっていたわけでない。

酷いことに「目隠し」をした状態で仰向けになっていた。

「口開けて下さい」
Mと名乗る男は静かに告げた。

そう指示されて口を開ける。
その瞬間、

(ぅぐっ……!?)
――っ?……何これ!?苦い!!

恐怖が全身を駆け巡った。
(…嫌!!……や、駄目!!怖い!!)

そう思ううちにチクリと小さな痛みが何回か走る。

「ヤメテ!!」
と、声を上げて叫ぼうとした。

でも呂律が回らない。
声が出ない。

舌が、唇が、痺れて何も喋れなかった。
脳内まで麻痺したみたいで「怖い」という以外の感情はなにもなかった。

心臓がバクバクと激しく鳴り響いた。
それは恐怖の所為か、何かの「クスリ」の所為か、私には知る筈もなかった。

そうしていると段々と口内から無機質な音が響き、鼓膜を支配していった。
微かに口内をかき回す感覚もあった。

(い…一体何をして、いるの…?な、何が起こって――いるの?)
恐怖に体が震えて、膝に掛けられたブランケットを一生懸命握る。

すると口の中に鉄の味が広がってきた。
それは紛れもなく「血液」の味。
けど不思議なことに口の中は完全に麻痺してしまっている所為か全く痛くはなかった。

(――怖い!!)
わけの分からない事だらけが起こって頭の中は混乱していた。
(怖い!!助けて!!)
もう目隠しの下から涙が溢れて零れそうになったその瞬間……


「はい、抜歯終わりましたよ」


以上、初めての抜歯でした。
まさか口の中に消毒液塗られると思わなかった…。

それが2010年04月下旬の話。

初音?みっくみっくにしてやんよ!!

(訳:自主退職?ふwざwくwんwなw!!)


はい。
八月末に自主退職と言う名の解雇(クビ)宣告を受けました、Tetlaです。

すっかり廃人ロードをスキップしながら進みかけそうです。
あぁ、怖い。
おぉ、恐い。

んな事ですかね?
リアル生活の方は。

正直良い辞め方じゃなかったんで防弾ガラス製のハートが粉々になってしまいました。

(元)職場の事を思い出すと今でも憎悪の念がこみ上げてきます。
虫の居所が悪いって多分こういう事を言うのだと実感しました。

電話がかかって来る時もあるんですが、勘弁して欲しいです。
もう辞め(させられ)たんだから関係ないだろ?

「仕事辞めても友達としては変わらないんだから!!」
って(元)職場のスタッフに言われたけどさ、今一秒たりとも君らには関わりたくないんだ。



だってさ、一年半もの間パワーハラスメントとモラルハラスメント受け耐えてきて、この間小爆発起こして只でさえ堕ちて行って気が立ってるのになんで君らは土足で私に踏み入ってくるの?

解るんじゃないの?

恋人と別れた後、その人の事に関して関わりたくないのとか。その人との思い出とか思い出したくないのとか。一切連絡取りたくないのとか。

そんな気持ち無視してそっとして欲しいのにその原因人物に土足で入られたら嫌でしょう?

それと一緒。

恋人が仕事に置き変わっただけ。


はぁ、嫌だなぁ……
幾等荷物とかの引取りの連絡事項だとしても嫌だ。

電話したくない。
否、しないと後々煩くなって更に苛付くのは知ってるし………



あ、(元)職場から電話来た…はぁ…

ちょっくら電話かけ直してくるわ。
前の記事へ 次の記事へ