一口に蟹といっても、多くの種類があり、それぞれ味わいが異なるので、蟹を食べなれていない方は、特定の蟹にこだわらず、色々食べ比べてみましょう。


中でも最も美味しいと言われているのは、松葉ガニ、越前ガニなどの銘柄で知られるズワイ蟹です。


この蟹は、繊細な風味や、強い甘みを持った味わいで知られ、また蟹ミソも濃厚な味で絶品です。


甲羅の表面がツルツルしており、またタラバ蟹などと比べると小さめなのが外見上の特徴として挙げられます。


毛蟹の選び方、チェックポイントをお話しします。


毛蟹がもっとも出回るのは冬です。


大きめで、身がよく詰まった状態で獲れる冬は、おいしい毛蟹を入手できるのです。


次のポイントは、見た目の色や大きさ、持ってみてズシッとくるかです。


通販では難しいですが、できるだけ新鮮そうな、重たいものを選びましょう。


身が詰まっているかには、やはり手応えが違います。


実店舗でも通販でも、評価の高いお店を探すことで大はずれのない買い物ができるでしょう。


蟹は嫌いじゃないけど、殻を剥くのがちょっと面倒。


そんなあなたへのお勧めは、ポーションと呼ばれる、むき身の脚がたくさん入っているタイプの商品です。


「えっ、一番おいしいのは活蟹でしょ?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、あの殻を剥くのが面倒で蟹を敬遠する人も多いですよね。


どうすれば蟹を手軽に味わえるのかは永遠のテーマでしたが、その点では活蟹よりもあえてポーションの蟹を選び、蟹鍋をするのがプロも勧める最もお手軽な味わい方です。


また、蟹はやはり丸ごとでないと!という方は、せっかくですから訳あり蟹を買ってみましょう。


普通よりずっと安く蟹を堪能することができます。


今後はこれで決まりですね!よく蟹の旬ということを言いますが、蟹は実は水揚げできる時期が限られています。


一定の時期にならないと漁が解禁されません。


無秩序な乱獲を防ぐためにも、各地域ごとの漁の解禁日が、大体11月頃に決まっており、蟹をとってもよいのは解禁日以降のみとするというルールが厳格に定められています。


毎年、解禁されたばかりの蟹にありつくためには、毎年の解禁日がいつか認識しておくことが大事だと覚えておきましょう。


蟹の魅力を十分に引き出すためには、調理の手順などにも気を遣う必要があります。


多くの場合、茹でて食べるのが基本ですので、どうすれば蟹を上手に茹でられるのかの知識があるか否かが重要だといえます。


さて、そのコツとは、小さい鍋ではダメで、出来る限り大きめの鍋を用いることです。


蟹全体がしっかりお湯をかぶるようにして茹でれば、ご家庭でも失敗はないでしょう。