話題:今日見た夢
昨夜寝るのが遅かったのですが、すぐ寝れたわりにはなんか…こう戦闘パートメインでした。


本部司令・宇崎が開発したアーマードシステムにより→バトルスーツ装着で巨大な敵・トカゲ型魔禍獣と戦ってる晴斗達6人。戦闘は長引いてる。

鼎と御堂は連携して魔禍獣に挑んでる状態。彩音と篝は援護、晴斗と霧人は単独で攻撃してる。
システムとスーツおかげで飛躍的に身体能力が上がった6人は、敵の弱点を探る流れになる。


退魔師の篝は退魔用の弓矢で援護していたが、あることに気づいた。
魔禍獣は元は式神が凶暴・巨大化したもの。式神は核を媒介して具現化する。…こいつには核がある。篝は5人に通信する。

「晴斗達、よく聞け。こいつは元は式神だったものだ。具現化に核を媒介してるはずだから核を探すんだ!!それが弱点だ!」

「核!?」
「こんだけデカイと核は2つか3つあるだろうよ。俺はこの相棒の弓矢で核を1つ破壊した」
今さらっと言ってたが、核を1つ破壊しただと?

霧人はいきなり仕切り出す。
「よし、ここからは全員で連携する。和希と鼎はそのままその方向から連携攻撃してくれ。俺と晴斗は別方向から一気に畳み掛ける。彩音と篝は引き続き援護で」
「核を探すのは退魔師以外だと難しい。俺が引き付けながら核を探る。見つけたら合図を出す」

篝が頼もしいことを言う。


「篝、頼んだ」

鼎は篝に一言言うと配置に戻った。御堂と鼎は武器を出現させる。システム作動時だと武器は手元に瞬間移動⇔瞬時に入れ替え可能。


「鼎、対の刀の発動行けるか!?」
「行けるぞ」
「システム作動してるから負荷は大丈夫だとは思うが、無理だけはすんなよ」
御堂の優しい言葉に鼎は対の刀を発動させる。

一方の晴斗と霧人。晴斗は剣を斬馬刀へと変化させた。霧人は槍で攻め立てる。


「晴斗!鼎!とにかく行け!!ぶった斬れーっ!」

モニタリングしている宇崎も必死。鼎は発動させた二刀流で魔禍獣を叩きつけるように斬る。戦闘スタイルが変わってからは荒々しいだけに、攻撃力が高い。

晴斗も大型の敵に特化した斬馬刀でバッサバッサと斬り捨てるが、核がわからないために苦戦。
トカゲ型魔禍獣は荒々しい攻撃を繰り返す。尻尾で跳ね飛ばしたり、噛みついたりと凶暴。


援護の篝は魔禍獣の動きを見極めている。こいつの大きさからするに核はあと1つあるはずだ。

篝は矢をまとめて3本つがえた。篝愛用の弓矢は気をコントロールすることで自在に矢の方向を変えることが出来る。
タイミングを見計らい、矢を放った。矢はそれぞれ方向を変え、魔禍獣へと命中。魔禍獣に退魔師の矢は効果的で、怯んだように見えた。

篝は魔禍獣が怯んだ時、背中に一瞬何かが見えた。核だ!!
小さいものだが、確かに背中側に何かある。晴斗達には見えないのか気づいてない。


篝は晴斗に指示を出した。

「晴斗、剣の形を浄化広範囲型に変えてくれ。核の位置がわかったが、小さいから広範囲に攻めないと」
「わかった!」
晴斗は斬馬刀→浄化型の剣へと変化させる。篝は鼎にも指示を出した。

「その2つの刀、特性が違うんだな」
「それがどうかしたか?」
「浄化型の刀をさらに発動させることは出来るか?」


対の刀の片方だけ強化発動させる…?今までにないパターンだが、やるしかない。
鼎は青く発光する刀にさらに念を込めた。光の強さが増す。逆に超攻撃型の赤く発光する刀の光は弱くなった。対の刀はバランスを持つことで成り立っていることがわかる。

鼎の身体に負荷がかかり始めている。なんだか様子がおかしい。
「鼎!大丈夫か!?なんかヤベーぞ…」
御堂は鼎に声を掛ける。鼎は必死に耐えていた。

「篝!早く合図出せ!鼎の身体に負荷がかかってきてんだ!このままだと鼎がヤバい!」

端から見ても鼎が危ない感じに見える。篝はタイミングを見て、2人に合図を出す。晴斗と鼎はその合図を見るなり、魔禍獣の背中中央付近に剣と刀を突き刺した。
2人は手応えがあった。魔禍獣は断末魔を上げる。

「早く逃げろ!核が全て破壊されたんだ!爆散するぞーっ!!」
篝が必死に叫ぶ。周りにいた彩音達も離れるが、晴斗は鼎の身体を支えていた。鼎の刀を晴斗は抜いてあげている。

「鼎さん!鼎さんっ!?」
晴斗はかなり消耗した鼎に必死に呼び掛ける。鼎は答えられないくらいに消耗してる。息切れが尋常じゃない。
「鼎さん…早く離れないと巻き込まれるよ」
「……あぁ…」
鼎の声に力がなかった。今までにないやり方をやったせいで、消耗が激しすぎるんだ…。システム補正も効いてない。


晴斗はゆっくりと鼎と一緒にその場を離れた。晴斗は鼎を気遣う。
あんなにも消耗が激しい鼎さん、初めて見た。


やがて核を全て破壊された巨大な敵は爆散。6人はバトルスーツを解除。
鼎の消耗の激しさに彩音が駆けつける。彩音は元救護隊員。
「今まで使ったことがない発動をしたことで、体力がかなり消耗してるんだ…。鼎、無理して喋らなくていいからね」

鼎の息切れはまだ治まらない。顔は仮面に隠れているが、辛そうだ。この事態に宇崎は現場に救護隊を派遣。鼎は組織直属の病院に搬送された。


本部。鼎の状況を聞いた宇崎は命に別状ないと聞き、ホッとする。だが対の刀の弱点が露になったことを懸念していた。

「対の刀は同時発動じゃないと意味がないみたいだな。片方が強すぎても弱すぎてもダメだ。だから鼎はシステム作動中のバトルスーツを着ているにもかかわらず、負荷が異常なくらいにかかって激しい消耗を起こしたんだ」
篝はやってしまったというような反応をしてる。

「篝、心配すんな。お前は悪くない。鼎は今眠っているよ。体力の消耗が激しすぎて疲れたのもあるんだろうよ。鼎は休ませておくから」


しかし、アーマードシステムを持ってしても対の刀はまだわからないことが多いな…。恐らく、晴斗の剣も未知数だ…。
鼎の対の刀は発動時、バランスが重要だとはわかったが。


異空間。禹螢はどこか楽しそう。
「トカゲちゃん、倒されちゃったか〜。魔禍獣、時々ぶちこむのは良さそうだな」
禹螢はニヤニヤしてる。釵焔は増幅装置について報告した。

「禹螢。例の増幅装置、全国へ展開させたぞ」
「仕事が早いな。これで計画を進められる」



ほとんど戦闘パート。