話題:今日見た夢
昨日見たNHK総合の「京コトはじめ。」の影響だとしか思えないのだが、めっちゃ反映されとりました。
京都に出る「異形のもの」が怪人に変換されてたんだよ。


本部と支部の交流戦後半組は順調に支部の演習場で試合してる。
彩音vs仁科、空操vs一ノ瀬、霧人vs日向の組み合わせ。


後半組でちょっと変わっていたのが→渋谷霧人(しぶやきりと)vs日向かいり(ひなたかいり)。
海外で武者修行した帰国子女の本部隊員で御堂の同期vs支部主要メンバー最年少のおっちょこちょいのヘタレ女子隊員。


霧人は変わった武器を好んで使う傾向にある。様々な武術も習得してるので日向は翻弄されてる。
えっ!?今の…踊ってるの?戦ってるの!?
日向は混乱してる。

霧人はまるでダンスをするかのような格闘をしながら、さらっと攻撃を仕掛けてる。今回はカポエイラの要素を入れた戦闘スタイルにした模様。
霧人は音楽があれば最高なのにな〜と思ってる。

「日向と言ったっけ?お前まだまだだな〜。これは交流戦だから楽しもうよ」
「楽しめって!?そんな余裕…ないってうわわっ!?」
「よそ見してると足元掬われるぞ」
霧人は楽しみながら試合を楽しんでる。今のところは霧人が優勢。


彩音vs仁科は接戦。
駒澤彩音(こまざわあやね)vs仁科洸(にしなこう)。

彩音と仁科はスタンダードな装備で戦っている。スタンダードな装備というのは対怪人用の銃と近接戦用の対怪人用の刃物(ナイフか短刀)のことを示してる。対怪人用の銃は仕様違いを追加した、2丁になることもあるが。


本部主要メンバーでスタンダードな装備で戦っているのは彩音のみ。

遺物が変化した剣(剣は変化可能)で戦う晴斗・対の刀と防御の短剣で戦う鼎(銃も使う)・対怪人用の装備を一切使わない御堂・近接戦には強い空操・変わった武器と様々な武術を組み合わせて戦うスタイルの霧人。
…彩音以外はとにかく変わってる。


要は本部主要メンバーは変わり者だらけなわけで。支部主要メンバーも癖が強いが。


空操vs一ノ瀬も拮抗状態だった。空操比呂哉(からくらひろや)vs一ノ瀬葵(いちのせあおい)。

「一ノ瀬さん、まだ本気出してないでしょ?」
「な…何言ってんだよ!空操!」
空操と一ノ瀬は顔見知りっぽい。一ノ瀬はツンデレなのか空操にツンツンしてる、支部主要メンバーの女性隊員は日向と一ノ瀬のみ。本部の鼎と彩音のような感じ。


一方、九十九家。鼎は蒼月(そうげつ)の護衛任務についてるが、九十九家に泊まり込みなので変な感じ。蒼月は九十九家に慣れない鼎に声をかけた。

「紀柳院さん、昨夜は眠れましたか?」
「あまり眠れなかったよ…。こんな広い屋敷で寝泊まりなんて初めてだから緊張したよ」

「この屋敷、今のものは大正時代に出来たと聞いてます。離れにある道場は昭和に出来たものですが。蔵は江戸時代には既にあったとかで」
「屋敷が大正!?…ちょっと待て。この広い敷地に道場もあるのか?」
「ありますよ。紀柳院さん、時間をもて余すようでしたら自由に道場を使って下さい。私や桜月(おうげつ)も使っていますから。退魔師故に鍛練は必要なので」
「早速、道場を案内してくれ。蒼月は見てると忙しそうだな…もし、時間があったら道場で手合わせを願いたいのだが」

蒼月は屋敷の離れにある道場を案内した。
道場には竹刀や木刀が置いてある。長物もあるあたり、九十九家の退魔師達はここで鍛練してるとわかる。敷地には庭園とは別の広い庭もあるため、庭で鍛練することもあると聞いた。


鼎は九十九家の塀に何か術を施してあることを感じていた。だから蒼月は屋敷にいる時は大丈夫なのか…。


「鼎、どうしたの?いきなり連絡しちゃって。寂しいのか〜」
「室長、ふざけないで下さい。九十九家の塀に何か術が施してあるみたいなんだ。調べてくれないか」
「もう調べてるよ」
早いなっ!

「それは蒼月を守るための強力な結界だ。飛燕が教えてくれたよ。だから蒼月は屋敷にいる時はなんともないんだ。心当たりあるだろ?」
「ありますね…」
「鼎、蒼月を狙っている輩についてだが…もう少し待っててくれ。今、長官が京都全域を調べ上げているから」
敵は京都と関係しているのか…?


支部の演習場に動きがあった。外部からの乱入があったらしい。
モニタリングしていた小田原は宇崎と蔦沼長官に報告する。

「これは…あの輩じゃないか?蒼月を探しにわざわざここまで来たのか?」
「小田原司令、直ちに試合を中止にしてくれ。演習場にいる隊員に件の輩の撃破を!」
「了解した」


演習場にある音が鳴る。アラート音だとバレるため、違う音で演習場にいる隊員達に知らせた。

「この音…」
「乱入が入ったみてぇだな。日向、撃破しに行くぞ!」
「あいあいさ〜」
霧人と日向は真っ先に向かう。


「蒼月、支部の演習場に件の輩が出現したそうだ」
「ゼルフェノアは関係ないのに…なんで!?」
蒼月は動揺している。鼎は優しく話しかけた。
「司令から聞いたが、この敷地全体に蒼月を守るための強力な結界が張られている。ここにいる限りは大丈夫だ。蒼月…どうしたんだ?」

鼎は蒼月の変化に気づいた。蒼月は九十九家の掟に従い仮面を着けているが、どこか浮かないように見える。


「すいません、道場で話しませんか?屋敷だと話にくくて…」
「お前…何か抱えていそうだな。どこか忙しそうにしていた…」
「やっぱり…わかりますか…」
「雰囲気でわかるよ」


離れにある道場。鼎と蒼月は2人きりで話をしている。

「次期当主の重圧に悩んでいるのか…」
「えぇ…。子供の頃からそんな感じだったので、プレッシャーが…。ある意味、この仮面のおかげで顔が見えないのは救いかもしれません」

「仮面に救われることもあるんだな…」
「えぇ。掟に何度か救われたこともあります。このまま仮面姿でもいいやと思ったこともあります、正直。変ですよね」

蒼月は鼎を一瞬、見た。蒼月はどこか寂しそうに見える。何だろう、蒼月の肩には異常なほどの重圧がのしかかっているのか…。


屋敷の方向から桜月の声がした。今日は学校のはずでは!?

「お姉ちゃん、いる!?」
「どうしました、桜月様」
使用人の男性・矢本が駆けつける。
「学校にあの変な人達が現れたの…。蒼月はどこだーって。私、先生に事情を話して早退してきた。学校、明日休校になるかもしれない。あれは人間じゃなかったもの」
学校が休校になるほどとは異常事態。でもあの輩は支部の演習場にも出現していたはずだ。


「桜月!詳しく教えて欲しい。何があったの」
淡い桜色の仮面姿の桜月は意外と冷静。
「お姉ちゃん、道場に紀柳院さんといたんだね。学校の校庭に不気味な人達が現れて…その人達、化け物に変化した」

化け物…!?それは怪人態では!?演習場と桜月の通う高校、2ヶ所に現れたことになるのか…。


「室長、妹の桜月が通う高校にも件の輩が出現したそうだ。まだなのか!?このままでは蒼月は…」
鼎の声は緊迫している。
「鼎、心配するな。演習場の敵は霧人達が戦ってる。高校の方向にも隊員を派遣したぞ。しかし…2ヶ所ほぼ同時とか、それも妹の桜月が通う高校って」
「何かありそうだな…」

「もしもし、紀柳院?僕だ」
「長官!」
鼎の声が明るくなる。
「今、九十九家にも援護を派遣したから安心してくれ。駒澤を派遣したから」
「あ…ありがとうございます!」
「紀柳院、とにかく君は蒼月を守ることだけを考えるんだ。なんとなく輩の正体が見えてきたよ。まだ言えないが、鐡の残党ではない別勢力だ」

別勢力…?鐡の残党じゃない…?一体何者?
「これは他の隊員にも追々報告するさ。優先順位は九十九家にいる君だから先に伝えただけだよ」



九十九家の屋敷の詳細がさらに明らかに。離れには道場があり、庭園とは別の広い庭まである。
日本庭園には池もあります。

蒼月も色々と悩んでいるようだ…。


鐡の残党がいるのに別勢力出現っぽい。九十九家がある場所は京都市ではない。支部からそこそこ離れた場所にある。
支部は舞鶴方面にある。演習場の端に海岸があるくらいだからな…。


九十九家がある場所、昔は現在の京都市だった模様。
何かがあって現在の場所に移してる。


九十九家は蒼月・桜月姉妹だけな感じがするが、実は蒼月には兄がいる。実は3兄妹。長男は翠月(すいげつ)。
兄の翠月は屋敷にいなそうだが、どこに消えた…。