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あの日にゆうさんに
出会わなかったら、
どんな人生送ってたんだろう

多分彼氏と別れる事はなくって、
なんとなく毎日を過ごして、
なんとなく学校に通って、
気付いたら結婚して、
子どもができて、

これが幸せなの？て、
自分に問い掛けてたのかな。

ゆうさんもきっと、
私じゃない誰かと出会って、
好きになって、付き合って、
側にいたのかな。

本当に、本当に、
掲示板を覗いたのは久しぶりで、
何も考えずに書き込みをしてて、

送られてきたメールは3通くらいで、

ゆうさんが、一番はじめに届いた。

写メも光飛んでてわかりずらいし、
文章も淡白で、特に惹かれる物も
なにもなかった。

セクがなんなのかも
わからなかったかも。

でも、電話を繋いで、
声を聞いた時に、
なんだか凄く安心して、
他愛もない私の話を何時間でも
うんうん、て聞いてくれて、

たまに自分の話を少しだけしてくれて、

終わる頃には、明日もかけていい？
て聞いてたの。

好きかどうかはわからなかった。

5つも離れてたし、お兄ちゃんみたいな
感じに思ってたと思う。

でも、何日かして、
付き合ってる人はいるの？
て聞かれた時に

ううん、いないよ

て嘘をついてしまったのは、
やっぱり好きになってたからかな。

なんとなく過ごしてた毎日が
ゆうさんのおかげで楽しくなって、

気付いたら大好きになってた。

あんなに辛かったのに、

大好きなゆうさんのところへ
今すぐにでも行きたかったのに、

ゆうさんのものになりたかったのに、

踏み出せなかった私のせいで、

ゆうさんを傷付けて、
ぼろぼろにしてしまって、

ゆうさんは離れていっちゃった。

本当に好きな人とは
結ばれないとかよく聞くけど、

本当にそうだなと思ってた。

でも、ゆうさんは三ヶ月後に
連絡をくれた。

そこからは大きな変化が
たくさんあった。

彼氏と別れた。

ゆうさんと友達以上恋人未満の関係が
一ヶ月くらい続いた。

本当はすぐに付き合って
しまいたかったけど、
ゆうさんに信じてもらう為に、
思い続けることにした。

まだ会った事もないのに、
ゆうさんと、お付き合いすることができた。

夏に同棲することが決まった。

秋に同棲が始まった。

そして、今に至る。

なんか、普通に過ごしてきたけど、
思い返すと凄いと思う。

もう絶対、ゆうさんとは
結ばれないんだと思ってたから。

私は、これまで色んな人に出会って
付き合ってきたりしたけど、

ゆうさんみたいな人はいなかった。

どこにも当てはまらない。

大体、みんなが当てはまる。

悩みを抱えていたり、
付き合ってしまうと大事に
しなくなったり、
浮気をしたり、
自分大好きのナルシストだったり、

そんな人ばっかりだったけど、

ゆうさんはあっけらかんとしてる。
悩みがない事はないけど、
だからといって、
病んでるわけじゃなくて、

付き合って一年過ぎてるけど、
付き合った頃から変わらず、
寧ろ今の方が大事にしてくれる。

浮気はゆうさんが一番嫌う事。

理由がなんであれ、
浮気は一番嫌い。

ゆうさんは自撮りが苦手。
自分のこと本気でキモいって言う。
そこがまた面白い。

ゆうさんは偉大だと思う。

なんでこんな人が転がってたんだろ、
て不思議になる。

こんな、チビで丸くて、
ブスの泣き虫の我儘の頭悪い
変な私のことが大好きなんて、

今でも夢じゃないかと思う。

でも、夢じゃないんだよね。

私は別にゆうさんに
可愛いく見られたいとは思うけど、
可愛いく振る舞ってる事もないし、
猫被れないし、

口あけてヨダレ垂らしてるところも
見られてるし、イビキもかくし、
歯ぎしりもするし、

きたない所いっぱい見せてるけど、
可愛い、て変わらず言う。

でも、そんな所を見せても、
変わることなく、大好きでいてくれて、

寧ろもっと好きになるって
言ってくれて、

そんなゆうさんを私は
もっともっと好きになる。

本当に凄いなあ。

病んでた私に見せてやりたい、
お前は将来こんなに
幸せになれるんだぞって。

生まれてきて良かったって、
思える日がくるぞって。

一昨日、夜中にゆうさんと
そんな話をしてたので、

ふと思って書いてみました。

長々とすいません。

さて、午後も頑張ります。