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動機が、弱い……かな

話題:今日映画館に見に行った映画


ひとつ前の記事通り、実写版魔女の宅急便観てきました。


んー。


いや、まぁ……酷くは無かったですが
「小さいおうち」か、二度目の「永遠の0」をチョイスすべきだったか……?
と、ちょっとだけ思ってみたり、ねw

飛べなくなったキキが、再び飛べるようになったそのきっかけというか……

強い、心の変化が観ている側にはちょっと伝わりづらかったかな……?

子カバをホウキ1本で運ぶなんて!!
……と思ったけど、原作は子馬運んでんだね?
んで。よくよく考えてみたら、私角野さんの原作読んでなかったなぁーと。


『ジブリと比較すべきではない』
という感想に、個人的には賛成です。
比較するならあくまでも原作小説とするべきであって
“アニメだったら○○なのに、全然ダメ”と言われるのは
仕方ないこととは言え、残念な気はします。

ただ、脚本としてもう少し掘り下げて描いて欲しい部分がいくつかあって
その辺が何だか消化不良っつーか……惜しいよなぁ、と。

今作で初めて知ったYURIさんというシンガーの熱唱シーンは、グッと来ました。
あと、尾野真千子さんのオソノは雰囲気あって良かったです。
主演の小芝風花ちゃんも、キラキラして、可愛かったですよー。
ワイヤーで吊られて、本当に10mくらいは空飛んでの撮影は
気力も体力も必要だったんじゃないかと思うけど、
キキ同様、空を飛ぶのがとっても楽しそうでした。


映画レビューサイトでかなーり酷評されていたので
それを読んだら「そこまで酷くないよ!」と言いたくなりました。
原作者の角野さんも出演&ナレーションされてます。

劇場で見るほどの作品ではないかもしれないけれど……
酷評されちゃうほどではないと、個人的には思います。ハイ。

狂信的愛国者なんかいない

話題:本の感想


夜更かしして「永遠の0」を読み終えました。
広島出身の私は、広島に落とされた原爆の悲劇については
比較的多くに触れてきたのではないかと思うけれど、
太平洋戦争のことは正直何も知らないんだなぁと……実感させられました。


戦争での悲劇に優劣をつけるのは間違っていると思うし、
必死に戦い、必死に生きてたのは戦地に赴いた人間もそうでない人間も同じだろうと思う。

けれど。
やっぱり明日の命があるかどうかさえ見えない、ギリギリのところで生きていたのは戦地に行った人間で
“命をかけて戦う”ことと“戦いに自分の命を差し出す”ことは違う。


「特攻要員と特攻隊員は違う」


という武田さんの言葉は、きっと真実なんだろうと思う。
この本で気分が悪くなるほど嫌な人間の代表として描かれている高山だけど
案外現代人の思考は彼の方に近い気がしてゾッとしたり。

冷静に考えたら当然だけど
特攻の人たちは皆、日本のこのやり方が正しいなんて思ってなかったし
喜んで自分の命を差し出すような狂信的愛国者なんかじゃない。

遺書に“死にたくない”なんて、書ける訳ない。
自分の残した遺書を読んだ家族を、これ以上悲しみの底に落としたくない。
愛する家族なら、嘘だと分かってくれるだろう。
それでも尚、国のため、家族のために特攻でまだまだ先が長いはずの人生に潔く終止符を打つ。


“僕の小さな命も、きっと日本の力になっている”


本心じゃなくても、そう思うことで納得させるしかない。
だって、納得できなくても自分が死ぬ運命は変えられないのだから。

涙なしでは語れない物語が、何十万、何百万とあるんだと思う。
それは、戦争に関わった全ての人間に言えることだから
戦争を知らない世代の人間は、あの時代に何があったのか。きちんと知るべきだと思う。

小中学生とかじゃなくて。

高校生、大学生にもきっちり事実を学んで欲しい。
そういうカリキュラムを、作って欲しいなぁ。

参考文献として挙げられていた本も、読んでみたいと思います。


んで、宮部の話。
やっぱり……機体を交換した理由が分からない。
特攻に関しては、もう命令に近い志願をさせられたとしても

“不時着してでも生き延びろ”

と他人に言っていた本人が、不時着できる可能性を自ら違う人間に譲るだろうか……?
特攻を命じられた時から、もう生き延びることを諦めた?

宮部の心情の“核”がどうしても見えなくて……
生き延びていたら、小説としては成り立たないんだけど
そういう次元ではなくて!今ひとつ腑に落ちないのは、事実です。


戦争や戦闘機の知識に薄い人は、是非とも映画から入られることをオススメします。
小説はフィクションでも、第二次世界大戦は事実だし、語られる内容もノンフィクション。

多くの人に触れてほしい作品のひとつになりました。
また、落ち着いて読み返してみたいです。


原作では「六尺以上ある大男」とされてる宮部だけど、
岡田くんは違和感なく演じてくれている気がします。


……長い感想になりましたが、こんな感じ。

やっぱり原作読まないと!

話題:今日映画館に見に行った映画


正確には昨日(1/22)ですが「永遠の0」の感想です。

ジャンルとしては確かに戦争映画、なのかもしれないけれど
テーマはもっと大きくて「命は、つながっていく」とか
「想いは、時を越える」とか、そんな感じがしました。

ネタバレしないレベルでの感想としては、
あのー「結局そこ?」と言われるかもしれないんだけど


岡田くんがカッコイイ!!!


いやぁーもう。
ホントに素敵っ♪

凛として、
瞳に力があって、
ただひたすらに真っ直ぐで。

岡田くんのファンなら絶対に観るべきでしょう!
って……言うまでもないですかね、これはw
いやぁー、図書館戦争でも彼のカッコ良さに惚れ惚れしましたが
なんだろうねー?とにかく!軍服も坊主頭も違和感無くて
凄く良い役者さんだなぁーと思ってしまいました。

不覚にも?惚れてしまいそうですワタクシw


そして、ごめんなさい。
KAT-TUNの上田くんが……わ、分からなかった。(ラストで名前を発見して「そうだ!出てたんだった!」と気付いた)
あっれー?どの人だったんだろう?

途中、濱田岳くんの名前がなかなか出てこなくて、
「あぁーこの人誰だっけなー。よく見るんだけどなー」
とは思っていたのに…。

景浦役の田中泯さんが、良かったです。すごく。
過去に命を落とした人間と血の繋がった者との出会いはきっと
たとえ初対面であっても、本当の意味での初対面ではないんだろうなぁ。
それは、井崎さんや竹田さんも……そうだったのかも。


あと、本編とは全く関係ないですが。
ちょこっとアラシゴト。

「神様のカルテ2」の予告編が流れましたっ!
原作の中で一番好きな、一番心に迫ってきたセリフ

「医師の話をしているのではない。人間の話をしているのだ!」

を、イチ先生が喋っていて、
「あぁー!このセリフがあるのね!!」と期待感がムクムク。
前作で栗原一止という役作りに相当苦労したと雑誌等にあったけど
私個人としては、翔くんはああいうちょっとうだつの上がらない感じの
普段は頼りない男の方がね。案外似合うと……思うんだけどな。

藤原竜也君の進藤先生も、楽しみです。
↑偶然、だと思うけど……進藤先生って「辰也=たつや」なんだよねぇ。

古狐先生が前作で出てこなかったから予想はしてたけど
代わりに大狸先生が…………なんだね。
年齢を重ねた医師の友情が描かれないのは残念だけど
柄本さんなら安心して見られる気がします。


あ、あと「ゲノム・ハザード」は今週公開だから予告編見られなかったけど
その代わりにバチスタ最終章の「ケルベロスの肖像」が流れて

チュッパチャプス速水先生!!

ちらりと映ってときめいてしまいましたw
あぁ、最近心を動かされるような素敵な異性が多すぎてもう。
西島さんがこのところめちゃくちゃ人気があってビックリだけど
CMでたくさん彼が見られて嬉しーい!!


10時40分から開始の回を観たんだけど、最終的に本編が始まったのは
50分をゆうに過ぎてました。どうなんですか、それは。
いやまぁ、予告は予告で楽しいんですけども。


……と。
話が相当それまくったけど、
本編のネタバレを含む感想は続きよりどうぞ〜。

 
▼追記
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