512号

話題:将来の夢

生まれてから２０年目の今年はわたしの黄金期だろう。

長編小説の終盤のあたり。

すべての辻褄が縫い合わされて物語が完結されていく快感。

そう、わたしは幸せになった。

これまで満たされなかった部分が満たさて、例えるなら大仕事をひとつ終えた気分である。

今はこの幸せを存分に味わっていたい。自分へのご褒美。甘ったれるななんて言われても、ほんとに幸せなんだからしょうがない。


長い休暇を終えたら何処へいこうか？

そろそろ下準備をしてもいい頃か。



もう怖くなんてないから

怯える必要もないから

人混みのなかでも立っていられるよ

話題:恋愛って…疲れる？

浮いたり沈んだり
そんな自分に疲れるけど
恋ってそういうものなのかも

ドキドキ
ワクワク
ハラハラ
それが恋の醍醐味だ
そういう刺激を女の子は求める

話題:にやにや*^^*





だからオレが帰ったら二人でデート行かへん？





うわあー/////

どーしよー////（泣

ようやく実ったかんじ？！

彼がデート誘ってくれるなんてこれって勝利？！/////（泣


まだまだ遊び盛りな22歳で仕事に友達に忙しいんだってわたしも納得してはいるけど、最近はやけにさみしさが募ってしんどかったから、このメールがすごくすごく嬉しかった。

こんなにニヤニヤしたの
久しぶり！

話題:だいすき!!

昨日は辛かった。久々に涙も出た。もう駄目だと思ったし気力なんてなかった。心は死にそうだったから体も冷えきって動かなかった。地獄のような朝に近づくと自然に目は開いて、わたしを生かそうと一生懸命だった。


(これから出掛ける彼の部屋で)

おってもいい？

うん、ええよ。好きなだけおりや

(準備中)

あ！香水付けすぎた…

ピトっ
わたしの額からは今もいい匂い


(出掛け間際)

いってらっしゃい

いってきますのちゅーいるならはやく来いっ


欲求不満だった昨日がうそみたい。彼はわたしを幸せな気分いっぱいにして出掛けていきました。おかげでわたしは彼の部屋でゆっくり眠りに落ちてすっきり。


ほんとはね
今日行くつもりじゃなかった
だけど力が尽きそうで
そんな弱ったわたしを
彼はすぐ見つけてくれて
掬い上げてくれた

さりげなくあたたかい優しさを与える。
それは彼の美しさ。
そういうところ大好きだよ。

話題:ドキドキ…

今日は会えると思ってたのに会えなくて、あっさりしてる彼にがっかりして、子供な自分にうんざりして半泣きだったけど、鳴るはずないって思ってた電話が鳴って、ああやっぱり彼なんだと思い知ったよ。彼はわたしが愛したくて愛されたい唯一のひと。

今日の電話は久しぶりにドキドキさせられて嬉しかったな。さりげなく好きとか言うし、いつものお調子者な感じがしないし、わたしのことをちゃんと考えて喋ってるのが分かって嬉しかった。いつもはたいていゲームに夢中だからね。今日はテレビ見ながらだったけど少なくとも七割はわたしのこと考えてくれてたはず。

わたしはいつでも彼でいっぱいだけど同じようになんて願うのはもうやめたんだ。


彼には彼の愛情がある。