スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ぶは

うっわ!!明け方に赤ちゃん達の泣き声の中、目が覚めてしまった大きい子に、半ばくたばりかけて呟いた言葉を一緒に夜勤組んでる同僚に聞かれてましたorz

目が覚めた子に「赤ちゃん泣いてるよー?」と、言われつつも自分動けないから、イモムシ状態で「赤ちゃんねぇ、皆がよく眠れるように、子守歌歌ってるんだよ〜ホラ、赤ちゃんの言葉で、ゆーりかごーのーうーたを〜って、ね!+」
って嘘教え込んだんですが。

先程その同僚に出くわした途端に、隣の部屋で聞いてたけどアレは無理だろ(笑)と笑われましたorz

…ぶっちゃけ、願望ですorz
そうだといいなって本気で思ってたんですが(真顔)
しかしそう言ったらまた笑うんだ同僚orz
カヤさんいくつお子さんにウソっぱち教えるのさー(笑)と。

いや、確かに、よくホラ吹くけどさ…。

いつだって本気なのになぁ…(ぼんやり)

取り敢えず

夜勤終わりました。ちゃんと行きました。
なんか添付物ないから適当に何かくっつけちゃえ、なんて。
昨夜は落書きの暇さえなかったから前かいたやつを。
なんだか最近ここまで酷い夜勤には遭遇してなかった気がします。なんだか泣き声が輪唱。しかし体が動かない。けれども出勤した以上泣き言は言えない。


…取り敢えず、なんか、何があったのか詳しく語るとうっかり落ち込みたくなるので保留orz
泣き声は最早BGMの罠orz


そして寝る間も無く夕方から研修会なんだorz


あ、明け方ミニメ下さった方も有難うございました+お返事はまた後ほど…!

おはなし。(迷夢、2)


【迷夢・2】



意識したわけではない。けれど、間違いなく微笑んでいるであろう僕がゆっくりと振りかえる。

視線の先。
逆光で霞む銀朱の姿。
だけど解る。

銀朱もまた、僕と同じように笑ってる。


『…一緒、だネ』


…自分自身の言葉に、もう一度違和感を感じた。


『ケド、』


同時に、心臓を握り締められたかのような痛み。酸素を僅かに奪われたような、息苦しさ。



『綺麗なのに届かないのって、なんか悔しいなァ』




胸の奥からこみあげてくる、名前の知らない気持ちに戸惑う僕。



…違う。

こんな気持ちを、僕は銀朱に抱いた事なんて、ない。
だってこれは。

こんな気持ちになるのは、玄冬と一緒に居る時だけ。


『…そんな事はない』


カサリ、カサリと、銀朱が草を踏みしめ、数歩だけ、歩んだ。

すぐ傍にある泉に向かって。


僕は銀朱を、黙ったまま見つめていた。

泉の瀬に立った彼は両膝を付き、身を屈める。そして水面にゆらゆらと映る空に手を伸ばして僕を見た。


銀朱の眼差しに、今度は確かな違和感を感じ、る。




『手を伸ばせば、ちゃんと、届く』



微笑に、安堵の気持ちと、言い知れない焦燥が混じり、少しだけ気持ちが悪くなった。

僕はどうにかその気持ちを沈めたくて、感じた違和感を無理矢理誤魔化すように、彼の傍へと向かった。

『ほら』

間近にやって来た僕に不意に触れる手。
暖かい、温もり。


笑みに導かれるように、覗きこんだ水面に映った空と、  。


僕は漸く、感じていた違和感の正体を知った。


『どうした?』


ピタリと止まった腕に、不思議そうにかけられた声。
移した視線に、映る心配そうな瞳。


胸が苦しくなった。



喉の奥が熱くて、息が詰まった。




僕は、この光景を知らない。





僕は、この記憶を知らない。











僕は、このひとを。



いつの間にか、一緒に居すぎて、解らなくなっていた











…知らない。







こんなにも、








大切に思っていた、なんて
















伝う熱に、僕は目を開いた。

映るのは、月明かりに青白く霞む見慣れた天井。間違いない。此処は城の僕の部屋。

ゆっくりと体を起こすと、こめかみに流れていた熱い雫が耳の傍を流れ、顎へと伝い、手の甲へ、落ちた。



…夢を見ていたような気がする。

幸せで優しくて、少しだけ悲しい夢を。
胸の中には確かな痛みだけが、消えずに残っている。


これはきっと喪失感。
見知らぬ彼を失ったという、空虚な。



変な時間に目が覚めてしまった為だろうか。
何だか寝付くに寝付けなくなってしまった僕は、寝台から降りて床に足を付こうとして、動きを止めた。

ふと、見えた窓の向こう。


城のすぐ横にそびえる塔の上に、誰かが座っていた。

風に揺れる髪の色は薄暗くてよく見えない。
だけど、誰なのかはすぐに理解した。





あれは。
僕であって僕ではない。


ずきり、と痛む胸。




一人、どこか遠くを見つめる姿。





彼は、あの、夢の 持ち主。













遠い彼の地に、満ち足りた気持ちを置き去りにしてきた。
















夢を見た。


柄にも無く遠い過去の夢を。



ほんの僅かに時間巻き戻しただけのその時は、今思い出せばもう何十年も経った遥か遠い昔のよう。



あの頃はまだ、遠い地で起きる戦乱なんて知らない。


この手が血に汚れる未来を知らない。
















別離の時を知らない、幸せな子どもだった。









【終】



……………………………………

右手があればお絵描きは出来るんだ!

さすがに

もう、ダメだorz

今日は遅番のあとに会議で先程家に帰ってきたものの、明日は早番orz

体力には自信があるけどさすがにもう限界がorz

なんかこれから3月にかけて夜勤がたくさん入って気持ちも疲れた模様。
しかしながら、…流産してしまって、手術をうけるために長期休みの同僚のぶんまで、頑張ります。
話を聞いたとき、胸がしめつけられるような気がしました…。
その方は三回めの流産…。
人様のお子さんを大事にお預かりして頑張っているのに、自分の子を失うって、どんなにつらいことなんだろう。
泣いても泣き足りないんだろうな、と。
電話口の声と言葉が痛かった。


確かに体力はきついけど、明日もまた、頑張ります!

おはなし。(迷夢、1)



夢を見た。
柄にも無く遠い過去の夢を。
ほんの僅かに時間巻き戻しただけのその時は、今思い出せばもう何十年も経った遥か遠い昔のよう。




【迷夢】




夢を見た。
それはとても柔らかな色と空気にに包まれた夢だ。それなのに、時折風に交じる灰が、不思議と心臓を握り潰しそうな程の不安を僕に与える。

これは僕が子どもの頃の夢なのだろうか。解らなかった。
視点は今の僕よりも若干低い。だけど目に映る光景に見覚えは無かった。

僕は彩の城のすぐそばにある森の中に居た。この森に見覚えは無かったけれど、少し離れた所に見慣れた城があるから間違いない。

カサリ、と草を踏みしめる音。

僕の歩む音。



…いや、正確に言えば僕、じゃない。僕ら、だ。
僕のすぐ真横には銀灰色の髪のひとがいたから。

風景こそ知らないけれど、こいつは見覚えがある。この色の髪を持つひとは僕の知る限り一人しかいない。
銀朱しか。


並んだ影が地面に映る。同じ尺のそれ。

…不意に感じた違和感。
それが何なのか、よく解らない。

ただ、森の中で僕らは佇んでいる。

暖かい風に揺らぐ髪は、太陽の光を浴びたためか、少し薄い色をしていた。


真横に見えるその髪に。
…また、感じた違和感。




僕らは過去に、こんな所でこうして、何もせずに二人で時間をともにした事があっただろうか。

多分、無いはず。
なのに、まるでそれが当然のように僕の胸中は静かに、穏やかに。
満ち足りている。


見上げた空は澄み渡った青。緑の葉の隙間から見えるそれは凄く綺麗だった。だから、


綺麗だ、と。

僕はつい、口に出した。

意図していないのに、勝手に空へと伸びた両の腕。それは自分のものではないように、まるで腕だけが別の自我を持っているかのように、高く、届かない空を掴もうとゆらゆらと彷徨った。

掴めるわけはないのに。


なら、いっそ。
このまま溶けてしまいたい、と、願うように。





『此処で見る空は好き』


呟いた言葉。
一息ついた後、銀朱が微かに笑う気配がする。




『…俺も好きだ。葉の緑の隙間から空の青が見えて、…2つの色が折り重なる。…とても綺麗だと、思う』



…その言葉に驚いた。

まさか銀朱がそんな事を言うなんて、想像もつかなくて。

驚いたはず、なのに、自然と僕の口元が弛んだのが解った。



【続】



…………………………………

なんだかいっぱいいっぱいでよくわからないですorz
前の記事へ 次の記事へ