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連続早番。

睡眠不足でかなりつらいというのに、またもや夜更かしして明日は早々に出勤をする悪循環を繰り返す私。

あはは!学習能力ないなぁ!(笑)

今日は何かとくだらないことに時間を費やした為に、以前から書いてた話と、取り敢えず永遠のハナシロだけ携帯打ちして無理やり更新して凌ぎました…。

しかし今日学んだことが。
人間、水があれば1日難なく過ごせる発見。





さて。
寝なくては。
何はともあれ、癒し系の某方に愛。やはりともに紅葉を眺めて
『キレイだね』
『うん…。キレイだ…。君が。』
と愛を語るしかない。


あ、言い忘れちゃいけない。
初代にもライク。

おはなし。(初代)






『あ つ い』







純白だったものが、緋色に変わってゆく。
たった今迄、動いていたそれは、一筋の光が閃くと同時に、赤い涙を惜し気もなく流し、冷たい無機物へと変貌する。
残酷な光景は感覚も、感情さえも凍てつかせた。

叫ぶ声も、悲鳴も。
熱く紅く揺らめく視界も。
弱者を虐げ悦びに耽る獣達も。

汚らわしいもの、全てが無くなれば良い。







『俺は…まだ、立ち上がらなければならないんだ』







【初雪に染まる茜の世界に】






救世主と尊称される青年は、赤く染まる雪原に膝をついていた。
怯え、逃げ去る少年。

腕が燃えるように熱い。
感じるのは温度のみ。痛覚など、もう麻痺してしまったのかもしれない。痛みなど何も感じなかった。

俺としたことが。
彼は自嘲に口元を吊り上げた。

連合軍の人間に刄を向けられた無力な子供。彼を護る為、間に入った迄は良かった。
何時もならば瞬時に目の前の敵を切っていただろう。しかしその時ばかりは勝手が違った。

『助けて』

子供は彼の衣服をしっかり握り締め離さない。恐怖故に何かに縋りたい気持ちは解る。だが。
一瞬そちらに気を取られた隙に、相手方の刄を右腕に受けてしまったのだ。


情けない話、だ
子供が親元へと走り去るのを見送ると、彼は上着を脱ぎ、右腕の破れた箇所に染み付いた血を、赤い雪でごしごしと擦った。
赤い服に付いた血は、黒く変色し固くなっていたが、幸いなことに誤魔化せる範囲。
問題は白い上着の方だ。
何度も擦る。しかし血はじわりと周りに広がるだけで、落ちることは無かった。


「…か、…ぃ、よ…」

直ぐ隣から聞こえた声は、擦れた呼吸混じりの言葉。


まだ、生存者が居るのか?
彼は仄かな期待に目を見開き、声のした方へ振り返った。しかし。
じゃり…。
雪原に這いつくばったまま微かに動いた手は、小さな雪の塊を握り締めるとそれ以上動く事はなく。
居もしない虚像に救いを求めた人物はもう、二度と言葉を発することはなかった。



「………………神…、か…」

彼は天を仰ぐと、目を閉じ嘆息する。
そんなもの、本当に存在するならば、是非とも拝んでやりたかった。そして問い掛けたかった。

何故『人』を創ったのか、と。



頬に冷たい何かが触れる。

そっと静かに目を開くと、空虚な灰色の空からはらはらと落ちてくる雪が紅い瞳に写った。


一つ、また一つと落ちてくるものは次第に数を増し、紅に彩られた世界を白く浄化するように。

「雪…」
彼は空へ傷付いていない左手を伸ばした。




「…綺麗だ」

それは世界に終焉をもたらす悪しきもの。解ってはいるのだが、呟かずには居られなかった。

雪に覆われてゆく。目の前の景色が。

世界が白に消えてゆく。






近付きつつある終焉を、静かに謳いながら。

永遠のハナシロ(笑)

【永遠のハナシロ】
ある意味でかなりギャグのつもりです。







『ねえ君達、生きてるのって楽しいかい?』




気が付くと僕は何時も問い掛けている。音になって誰かの鼓膜に響く事はない、心のなかの密やかな声で。

ガタイだけは大きい兵士が何人も僕に向かって剣を振り下ろす。子供相手なら楽勝だと言わんばかりに口元に笑みを浮かべて。
可哀想に、今から僕に殺されるなんてわからないまま。

死にたくない、生き残りたいと願って、弱者に剣を向ける。
そんな事してまで生きたいのかな?

僕は可哀想な彼らに問い掛けるんだ。





『ねえ君達、生きてるのって楽しいかい?』






何度目か知れない。こうして戦場に出て、先陣を切り他国の軍と剣を交えるのは。
僕が人を殺しても『命の器』は減らないから、自軍の兵士達は僕が敵を殺しやすいように『舞台』を用意してくれる。

本当。
迷惑な話。

勿論僕が勝つのは当たり前。
僕が敵を切って切って殺しまくって、真っ赤に染まって血みどろになって勝利を納めると『味方』の兵士達は、正義は我が軍に有りなんて顔して、勝利にむせび歓ぶのも何時もの事だ。

こんな惨状でそんな爽快な顔して笑えるのって、ある意味凄い。
だけど当然かもしれない。

だってこいつら、自分が殺した訳じゃない。
罪悪感なんてないよね。死んだのは自分達に害為す『敵』だから。人を殺した罪悪感なんて抱いてないって、信じたいよね?

笑いながら、歓びながら、無意識の内に自分の心に潜む闇を照らすのを避けてるんだ。

…だけどさぁ。
そうやって、照らすのを避けられた闇はより昏く深くなってゆくんだって知ってたかい?
闇なんてさぁ 抱えてないような顔をして日々を立派に、国のために生きてるフリなんかして。

自分達の知らないとこで、それが消えない汚れみたいに心を蝕んでいくの。
気付かないフリしたって、本当は知ってるんだろ?『僕』を使って敵を殺したのは君達なんだって事。


ああ。君達は自分の犯した行為に、気付いた時、どんな顔するんだろうね?


君達が生きる為にどれだけの命が奪われるんだろう。今の戦いだけじゃない。それはこれからも続いてゆくんだ。
…気持ち悪いよね?
…それって凄く気持ち悪いよね?

奪った命の重さを忘れたフリするなんて許さない。
だから何度だって問い掛けてあげる。



『ねえ君達、人を殺してまで生きてるのって楽しいかい?』






僕は君達とは違う。ちゃんと解っているよ?
どうしたら良いかも、ちゃんとね。


簡単な事さ。




『ねえ君達、生きてるのって楽しいかい?』





人が『生きたい』と願い続ける限り、何かを奪い続ける運命からは逃れられないのなら。







『ねえ君達、奪い続けてまで生きてるのって楽しいかい?』
『ねえ僕、奪い続けてまで生きてるのって楽しいかい?』





そう、簡単な事。
皆、いなくなっちゃえば良い。

自己紹介・他己紹介バトン。

瀬田さまにいただきました!光栄です!
会えた暁には必ずや一寸坊師の続きを…(笑)

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自己紹介・他己紹介バトン

●このバトンを回してきた人
≫瀬田さまですー+
以前(私がサイトを始める前)からサイトを拝見していて、とてもすっきりしたまとまりのある文章を書かれる方だな…きっとしっかりした方なんだ、と、ときめいていました!何気にあの隠しページも見てましたよ私!
お会いしてからさらに一層大好きになりました!(やかまし系でごめんなさい!)本当に大好きです!絶対遊びましょうね+いつにします?(笑)

●お名前は?
≫カヤです。一応漢字もあります。

●ご趣味は?
≫パソコン、手芸、妄想、初代(これは最早趣味)

●特技は?
≫パソコン、手芸、妄想。

●好きな異性のタイプは?
≫最近は愛をくれるなら誰でもイイんじゃないかなー。と、どーでもよくなってますねー。

●自覚を持っていますか?
≫何の?Σ( ̄□ ̄;)自分に対してかな?

●悩みはありますか?
≫はい!(いい笑顔)悩みがあるとテンション高くなるか下がるかのどっちかです+今はハイな方かな!

●好きな食べ物と嫌いな食べ物は?

『好き』
≫たまご料理、あまいもの、お子さんが好きそうな料理、ほか。

『嫌い』
≫蕎麦、貝

●回す5人を指名するとともにその人達の紹介をどうぞ
≫それじゃあアンカーで!

あ!

少しくらい凹みたいなー。とか思った時に限って、空元気を出さなきゃいけないんですよねー…。ふう。



取り敢えず自分のペースでゆっくりとやっていこうっと。
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