valentine's 閑話・その2

そして、そんな鴨客と変わりのない私が、さらなる鴨道の真骨頂ともなる、

“バレンタイン同伴

”

なるものを、生まれて初めてしてしまったのです

相手は元仕事場店にいた、復活娘です

実は、ブログには書きそびれてしまってますが、2月の2日に彼女が移動した新店に一人で行ったのですが、その時に、甘い雰囲気に騙されて、誘われるまま、この日の約束をしてしまっていたのです。

実のところは、バレンタインだからという事で、お店が各ババエに強制同伴を言い付けていただけだったと言うわけなんですけどね

まあ、でも彼女の言うところの、

『他のお客とは同伴したくない

』

『あなたは私の恋人だから、同伴するなら絶対あなた

』

と、いう言葉も、多分何％かは本音みたいだったので（笑）、付き合ってあげる事にしたのです（甘いなあ

）。

そんな彼女のリクエストは

『SOSHI IKETAI TABETAI

』（原文のまま）（訳：寿司行きたい、食べたい）

との事

それも、居酒屋はいやで、ちゃんとした寿司の店に行きたい、なんて事を言ってます・・・

『贅沢な女だ

』

そう思いながらもどこへ連れていこうかと、考える私

金もない事なんで、回転寿司ですまそうかとも考えたのですが、

“まがいなりにも彼女なんだし、初の同伴なんだから”

と思い、名古屋では有名な大衆寿司屋に連れていってあげたのでした。

もちろん、彼女にとっては、回転寿司以外の寿司屋に来るのは、初めてだったみたいで、目の前のネタを見ては、

『これは何

、これは

』

なんて言いながら、目をクリクリさせてます（笑）

そして、自分のリクエストした寿司や、刺身を食べながら、

『おいしい

おいしい

こんなおいしいお寿司は初めて

』

なんて、喜んでいます。

そんな彼女を見ていると、まあ高くはつくけど、連れてきてあげてよかったなあ・・・なんて事を思ったわけなのであります。

実を言うと、前日までは、

『こんな金がかかって、贅沢な女とは、この先付き合えないないから、明日は最初で最後のデートにするか・・・』

なんて事まで考えていたんですけどね（笑）

そんな匂いを感じとったのか、はたまた偶然なのか（女はよくある）、会ったハナから腕を組んで甘えてくるし、デート中も、ふだんより素直で従順だったので、むしろデートした事によって、ポイントはアップしてしまいました（汗

）

寿司屋の後は、“鴨さん大集合”（笑）のお店に行って二時間を過ごし、プレゼントのチョコとハンカチをもらい、いつものように熱いキスで締めたのでありました