髪を切った。バッサリいった。
某化粧品CMの椎名林檎さんがかわゆすぎて萌え萌えしてたんだ。
でも鏡の中には小さなキノコが居たよ。泣いてなんかないよ。
現実って常に非常事態。
‡‡‡
そんなキノコ頭をりょおちゃんは「たまねぎ(笑)」と云い、店長は「かーわゆー!」と云っていた。
りょおちゃんとは昨日で丸4年もお付き合いしまして、まぁ記念にとネクタイとカフスボタンあげた。
が、それどころじゃないくらいに髪型を笑われた。
髪を切る度に笑い転げる奴を見ていると「じゃあどんなんならいいんだよ!」と逆ギレしたくなる。
知ってるよ。りょおちゃんが正統派美少女が好きなの。でも彼女らと同じ髪型をしたとて私には似合わないのよ。
思いの外スッカスカな顔面と、立派な顎が私を清楚から引き離すのよ。
髪を伸ばしてみたけれど、邪魔なだけで根暗に見えてしまうのさ(被害妄想)
ヘアカタログはどれもゆるふわパーマの可愛らしい女の子がメインだったけど
私はアタマくらいは軽くいきたかったんだよ。
‡‡‡
接客業とは因果なもので、皆様の休みが私らの稼ぎ時。
ゆるりと秋空を堪能することもなくガッツリ勤めてますが
来月後半には長い休みに入るかと思うと喧騒も悪くはないのです。
うつ病って凹むだけじゃなくてハイになったりもするから自身も周りも大変だけど
接客してると病気のことを忘れてしまえるから助かります。
困ったことに通勤が辛くなってきたけれど、亡きよんたんも見守っているだろうし頑張ろう。
朝晩冷え込んで参りましたのでね。皆様もお体おだいじに。
グットミンといふふざけた名前の真面目な眠剤を飲んでいるのに眠れず、いつもこんな時間になる。
今日はりょおちゃんと眼科に行ったのだが、りょおちゃん、白内障だと判明。
俺も年だな、と呟く彼はジーパンにライト○ンのTシャツ、手首には天然石ブレスレットじゃらじゃら。
ほんとに何歳なんでしょうねこの男は。私より若いセンスの持ち主なのは確かだけど。
‡‡‡
今夜はよんたんの墓前に林檎をお供えした。
虫が寄るからラップでくるむ。それでも林檎の香りが部屋を包んだ。
よんたん、天国でもしゃもしゃ食ってくれ。
夢にようやくよんたんが出てきた。
会いたかったよって云ったら手をぺろぺろ舐めてくれた(生前のクセ)
もっともふもふしたかったんだけど、目覚ましのアラームで起きてしまった。
よんたん!また遊びに来てね!
風邪とうつ病(どちらも軽度)に悩まされながら出勤したら
「あなたがいると店の雰囲気が悪くなる」
と店長に云われた今様ですこんばんは。
いやぁ薬で頭がフラフラしてるとはいえ腹が立ったのですよ。
具合悪いって云ったじゃん。そしたら2週間は頑張れって云ったのお前じゃん。
頑張れ?あれ以上は頑張れないよ!店の売り上げが悪いのは私のせいじゃないよ!
ぷんすかぴーだ。
帰宅してからりょおちゃんに「仕事辞めるわぁああん」と云ったら休職という手段があるのだそうで。
休職して、病気治すことにしました。店長の一言で店への愛情なんか冷めちまったわい。
明日(今日か)は店長にそれ云って、休職までは何とか出勤しようと思います。
世の中の働けない皆様!社員なら社会保険をうまく使えばいいよ!
うつ病に頑張れって云わないで欲しいよね。小一時間自分を責めて線路に飛び込むところだったわ。
私の痛みは私にしか分からないからさ。店長も悪気はないのでしょうけれど。
病気だからって何を云われても耐えなきゃいけないってのは違うでしょう。
私は!貴方の言動で!傷つきました!謝罪は聞き入れません!
りょおちゃんに処方された安定剤を拝借して眠ります(良い子は自分に処方された薬以外は飲まないように)
‡‡‡
よんたんとおかんに線香あげながら思う。
心配かけてすまんね。
私は大丈夫だから天国でゆっくりしてくれ。
私は大丈夫だから。りょおちゃんも護ってやってくれ。
私は大丈夫だから。
私は大丈夫だから。
〜あらすじ〜
うつ病と診断された私は仕事を休むか、入院するか、実家帰るか、ヒモなしバンジーするか悩んでました。
とにかく職場の方を先に何とかしなくては!と店長に病気だと話したらチョロQみたいに慌てて上司に電話しちゃった。
で。
日曜日に店長と彼の上司と3人で話し合いをした。
駅前のマックで 横 一 列 に 並 ん で 面談。不可思議な面談。
上司
「今様さんはどうしたいの?」
私
「そこらへんの判断が全くつきません」
上司
「でしたら、あと2週間で私の予定も空くので、それまで頑張ってもらえますか?」
私「(頑張れってか…)はい、出来る限り出勤します」
上司
「まぁ、気を、楽に」
店長
「休むときは早めに云ってねー」
ここまで↑店長の存在感薄すぎて笑える。何しについてきたお前。
で、その後2時間ほどマックで人生訓やら世間話やらして帰りましたとさ。
本題は5分で片付いたってのにオマケの話が長かった。
上司
「こいつ(店長)さぁ東大受けるくらい頭いいのにイチローしてビリヤードハマった駄目人間なんだよ」
私「び、ビリヤード(笑)」
店長「(涙目)」
上司
「んで実家で妹のパンツ無くなったとき親父さんにお前だろ!て犯人扱いされたとか」
私「実の親に(笑)」
店長「(半泣き)」
店長は自分のことを話すのがとっても嫌いな人なんだけど、彼の上司がことごとくバラしちゃうんだよね。
要するに人生いろいろあるよねって見本として云ったみたいだけど、思わぬ飛び火に店長は少し泣いていた。
店長、大丈夫ですよ、貴方に何の興味もないんで直ぐに忘れますよ。つーかほんとに何しに来たんだお前。
気力と体力を使いきり、ふらふらと歩いていたらりょおちゃんが途中まで迎えに来てくれてた。
案の定りょおちゃんだって気付かなくて、声かけられてビクッ!てなる私。
「おそいよぉ」なんて、云ってることは可愛いけれど見た目が怖いからなぁ。
とにかく私は2週間、何が何でも頑張ることになりました。
人件費削って人を減らすと休めないよね有り得ないよね。
…ドーピングして出勤です。