夢を、見た。
大地の。
別に初めて見たわけじゃないけれど。
今回の
夢は少し衝撃的だったな。
……若干のピンクなので、追記で。
本当に若干ですが、苦手な方はご注意を。
夢の中で目が覚めたら、目の前で大地が寝ていた。
この時点で何の違和感も感じていなかった。
…さすがに現実で一緒に寝たことはないんだけれど。
お互い地元で会うときは実家があるし、
札幌で会うときもお互い別の友達の家に泊めてもらってるから、
お泊まりする機会がなかったんだよね。
「一緒に泊まる?」なんて言われたことはあったけど。
でも、一緒に寝てもきっとただただ安心するだけなんだろうな、って思ってた。
何も起こらなそうって。
でも、夢の中で私たちは一緒に寝てて、確かに安心はしたよ。
やっぱり落ち着くなぁ、なんて思ってた。
そしたら大地が私に触れてきて、私がそれを笑って避けたりしてた。
要は、じゃれてた。
そこまではいつもとあんまり変わらないんだけど、
その後大地はするりと私の胸に触れてきた。
しかも服の上からじゃなく、下。生で←
その感触がまたリアルで。
これからの行為を、または事後を想起させるような、そんな触れ方だった。
そして夢の中の私はそれを平然と受け止めている。
その事実に、私は一番衝撃を受けた。
実を言うと、大地は大切な人だけれど、
具体的にそういうことを思い浮かべたことがなかった。
手をつなぐとか、キスとかハグとか、そういうのは想像できたし、嫌じゃないの知ってるけど。
如何せん私たちは綺麗な恋情でも、純粋な友情でもないわけで。
中途半端な関係ゆえに、中途半端なとこまでしか想像できなかった。
というか、無意識に考えないようにしてたかも。
「親友」としての関係が、心に鍵をかけていた。
だから、鮮明に思い浮かべられた自分に驚いた。
夢は深層心理を表し、願望を映し出すものでもあるという。
もちろん全てではないだろうけど、
少なからず私の中にそういう欲望があったのだろうか。
……自分がちょっと恥ずかしい(苦笑)
それだけ、大地と前に進みたいという願望があるのだろうか。
今のままでいいという気持ちと、
もっと前に進みたいという気持ちとが鬩ぎ合って。
夢では後者が上回っていた。
――あぁ、気づいてしまった。
大地に触れられて微塵も嫌だと思わないことに。
むしろもっと触れて、と。
そんな変態じみたことさえ思う。
あなたは男で、私は女。
当たり前だけど、今その事実が真っ向から私に突き刺さるよ。