熱い視線に導かれ 恋に落ちた瞬間
運命だと感じた
私はきっとあなたに会うため生まれたんだ
本気でそう思ったのに
(もう)時間は(流)れたのに あなたはまだ謎に包まれたまま
(質)問には曖昧なAnswer
あなたのことを私は何も知らない
これでいいの? いい訳ないよ
私はちっとも愛されてないの
今日も言いたい だけど言えない
SAYONARAベイベー すごくツライ。
わかってるのにやっぱりサヨナラは言えない...
(
SAYONARAベイベー/加藤ミリヤ)
「アイツまたやらかしたらしいね。」
「らしいねー」
さも関心がないかのように素っ気ない返事。
けど、気づかれないようにそっとため息をついた。
――また、ですか。
もういいよ。飽きたよアナタ絡みの問題事は。
いつものことだもん。
アナタがおかしいのは今に始まったことじゃない。
私に言われても、どうすることもできないよ。
もう、アナタを心配して、アナタを守る立場――彼女じゃない。
複雑ね。
私にどうしろっての。
どうせ私が迎えに行ったってアナタは喜ばないでしょう?
なら私にできることは何もないわ。
由はまたやらかしたみたい。
バカだなぁ。
――もう関係ないのに、そんなん気にしてる私もバカだなぁホント。