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ネタとは突如産まれる


ラルド
「う〜ん〜」

ゲーデ
「何唸ってんだよ?あの日か?」

ラルド
「アホ!!俺に生理があったら昨日三回もしとらん!!」

ゲーデ
「折角人が露骨表現を避けてやったのに…無駄どころかパワーアップしちまったよ…てか風呂ん中だから響くぜ」

ラルド
「別に今更じゃん…はぁ…」

ゲーデ
「で?結局何に悩んでんだ?」

ラルド
「ネタが…浮かばん」

湯船をたゆたう

ゲーデ
「……ネタ?」

ラルド
「カノンノがさ…『新刊のネタが浮かばないの!!手伝って!!』ってせがんで来て」

ゲーデ
「……」

ラルド
「…大丈夫、判ってる。自分が困っている人は放っておけない性格をディセンダーじゃなくてもあんじゃね?っていうのは重々承知してるぐらい判ってる。判ってるんだけども〜……」

ゲーデ
「あ、いや…熱弁しなくても俺はよぉ〜〜く知ってるから。な?だから涙ぐむなって…」

ラルド
「だってぇ〜…漫画のネタなんて考え付かないよ〜…ディセンダーだって万能じゃないんだからなぁ…?」

ゲーデ
「………」

溜め息

ラルド
「悪いな…愚痴に付き合ってもらっちまって…」

ゲーデ
「あ、いや…別に…(お前が勝手に愚痴り出したんだけどな…)」

ラルド
「ホントどうしよ……ん?」

じ〜

ゲーデ
「何?」

ラルド
「お前…こんなとこに黒子なんてあったか?」

ゲーデ
「ん〜?最近外ばっかだったからなぁ……」

カノンノ
「そうよ!!黒子よ!!」

ラルド・ゲーデ
「「Σうおぁあぁ!?」」

カノンノ
「ちょっとベタかもしれないけど、三角関係に使えるわ!!きゃー!!良いネタがよりどりみどりになっていくぅううぅ!!」

ダダダッ

ラルド
「……ここ…」

ゲーデ
「男湯なんだけど……」













黒子ネタは実際に姉から掻っ払いました(笑)
合同の方でフレユリに使おーっと\(^O^)/

森ボーイ

スパーダ
「ほ〜…成る程ね〜…」

ラルド
「何読んでんだ?スパーダ」

スパーダ
「ルビア達が愛読してる週刊誌」

ラルド
「……女性用かい」

スパーダ
「まあ、ちょっとな。面白い記事があったから貸してもらったんだ」

リオン
「くだらない事に時間を潰すのが好きなんだな。女もお前も」

スパーダ
「そういうのは記事を読んでから言えっての、おらよ」

ラルド
「どれどれ………森ガール?」

ヴェイグ
「森にいそうな……もしくは清楚なイメージのある趣味を持つ女性の総称……だったか?」

スパーダ
「おっ、よく知ってんなぁ。読んだのか?」

ヴェイグ
「クレアとアニーが話していた」

ラルド
「確かにあいつら森に居そうだな……」

リオン
「で?それがなんだと?」

スパーダ
「いやぁ、ルカも居そうっちゃあ居そうだなぁって」

ラルド
「結局そこか……」

リオン
「ふんっ、やはりくだらないな」

スパーダ
「じゃあなんだ、スタンとカイルは森に居そうじゃねぇってか?」

リオン
「…………」

ウィーン

スタン
「リオン!飯食いに行こうぜ」

カイル
「父さ……スタンさん!俺もご一緒して良いですか!?」

スタン
「んお?構わねえよ、飯は大勢で食べた方が旨いもんな!」

カイル
「へへっ、やったあ!」

リオン
「……こいつらは森じゃなくて無限に広がる大自然にいそうだ」

ラルド・スパーダ
「「ごもっとも」」

ヴェイグ
「……(森ガール以前に森ボーイの話になっているな……)」

スタン・カイル
「「?」」












巷で流行りの森ガールをネタに森ボーイを書いてみました(笑)
自分も言われた事あるんですが、趣味や雰囲気だけで、性格は密林だと思います\(^O^)/オワタ

ただ一言の答え


ゲーデ
「……で?」

リフィル
「何か?」

ゲーデ
「何で俺まで勉強しなきゃならねえんだよ!」

リフィル
「世界樹から生まれたとは言え、ここにいる以上貴方にはある程度の知識を持っていてもらわないと、ギルドとしてやっていけないわ」

ゲーデ
「……それは遠回しにラルドと釣り合わねえって言ってんのか?」

リフィル
「あら、そう聞こえて?」

ゲーデ
「………」

リフィル
「とにかく、文句言う前に早く問題を解きなさい」

ゲーデ
「ちっ……めんどくせぇな…」

ロイド
「はははっ!俺と同じだなゲーデ」

ゼロス
「ロイドくんも人の事大笑いする前に、自分の終わらせよーぜぇ?」

リフィル
「そうよ、じゃないとおやつ抜きですからね」

ロイド
「Σげっ、勘弁してくれよ〜!」

リフィル
「ゼロス、みっっっっちり指導してね」

ゼロス
「へ〜い、リフィル様……数が…じゃない、算数でしたね。ほらロイドくん」

ロイド
「ちっきしょ〜…ゼロスまで〜……」

ゲーデ
「(超逃げてぇ……)」

リフィル
「ゲーデは歴史よ。この世界、グラニエとディセンダーについて……」

ゲーデ
「ほれ」

リフィル
「………」

ゼロス
「…?どうしたのリフィル様」

リフィル
「ゲーデ……貴方これ…」

ゲーデ
「過去も大切だが、俺にはいつだって現在(いま)と未来が一番なんだよ」

リフィル
「あっ、待ちなさい!」

ウィーン…
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可能性、なきにしもあらず

ユーリ
「(´谷`)」

レイヴン
「どしたの青年?」

カロル
「ユーリらしくない顔だね」

フレン
「どう見ても変な顔だね」

ユーリ
「いや…このサイト…テイルズオブザワールド、レディアントマイソロジー2の非公式主人公受けサイトだよな?」

レイヴン
「そうね」

カロル
「そうだね」

フレン
「確かにね」

ユーリ
「フレンは判る。このサイトの管理人があらぬ妄想と欲望の末に、俺と絡ませるために登場させたのは明らかだからな」

フレン
「うわぁ…辛口だね」

レイヴン
「でもそれがどうかしたわけ?」

ユーリ
「何でお前等がここにいるんだ……」

レイヴン
「Σひっ…酷いわ青年!!」

カロル
「良いじゃないか!僕達がいたって!!」

ユーリ
「待て、悪いとは言っていない。確かに今この場は年齢層が幅広いとは言え、物凄くむさいが、それはこの際我慢する事にしてやる」

フレン
「してやるって……君もその一員だって…(むさくはないけど)」

ユーリ
「じゃなくて、マイソロ2サイトにお前等が登場する意義を俺は知りたいね」

レイヴン
「そりゃああれでしょ、管理人の愛がついに俺にも……」

カロル
「何言ってんのさ!それだったら僕にだって…っ!」

ラルド
「あり得ないな」

ユーリ・フレン
「Σラルド!?」

ラルド
「管理人の代理として邪魔するぞ。今回お前等が臨・時!!で登場したわけだが……」

レイヴン
「え〜臨時ぃ〜?」

カロル
「この先はあるか判らないって事ぉ!?そんなぁ〜…」

ラルド
「えーい!!黙りやがれ!!」

レイヴン・カロル
「はい……」

ユーリ
「で、臨時の理由ってのは何なんだ?」

ラルド
「時代の流れだ」

フレン
「……はい?」

ラルド
「PS3版テイルズオブゥ゙ェスペリアの発売を記念しての集まりらしいぞ。だからこの先、管理人がお前等二人を気に入れば出られるかもな」

レイヴン
「成る程……よぅーし!オジサンはりきっちゃうよ!!」

カロル
「ぼ、僕だって頑張るよ!!」

ユーリ
「……なあラルド」

ラルド
「何だ?」

ユーリ
「管理人に気に入られるって言うのは……その…つまり…」

ラルド
「ああ、カップリングが出来れば、って事だな」

フレン
「……無理、かもね」

ユーリ
「無理……だな」

ラルド
「御愁傷様」

必要だから




無力な俺を、無力な俺でも

愛しい人を、守る力をくれ










ルーク
「ラルド!しっかりしろ、ラルド!!」

任務を終え、無事に笑顔を見せてくれるを常に期待していた俺にとって、それは一気に視界を真っ暗にする出来事だった。

リフィル
「待ってて!直ぐに医務室に運んで、手当てするわ!」

実力もそこそこに上がって来たところを、油断したのだろうと、クラトスは言っていたが、俺には眼の前しか見えていなかった。

カノンノ
「何か必要なものがあったら、言って良いからね!」

眼の前しか見えていなかった上に、俺には、『俺』と言う存在は、近付く事すら叶わなかった。

リフィル
「……ゲーデ、悪いけど貴方は…」

ゲーデ
「…ああ……判ってる…」

俺はギルドメンバーによって医務室に運ばれていく、愛するラルドを、ただ見つめるしか出来なかったんだ。

* * *

ゲーデ
「何で……かなぁ…」

俺はラルドの部屋で過ごす事が多いため、今日もそこにいる。
いつもと違って、広く感じるのは部屋主がいないからだ。

じっと手を見つめ、天井にラルドを思い浮かべては握り締めていた。

ゲーデ
「……肝心な時に、何も出来ないのかよ俺はっ!!」

壊す勢いで壁を殴った。
そんな事をして何か変わるわけでは無いのに、やるせない苛立ちが俺を余計にムカつかせた。

ゲーデ
「……ただ…元気で…無事に帰って来るのを、祈るしか…無いのか……?」

何故人間として生まれられなかった?

何故ラルドと相対する存在に生まれた?

何でラルドの傍にいられないんだ?

ゲーデ
「…どれだけ負の力を操れても、あいつを守れなかったら、何の意味も無えんだよ……俺の存在なんて……」

その時、扉が無機質な機械音を立てて開いた。
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