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第一章 始まり

盗賊。
それは世に言う泥棒が集まり、組織化した、謂わば泥棒集団。

泥棒より悪質に聞こえるのは統率力のある点だろう。

「うわぁあ!?盗賊だぁ!!!」

夜、月明かりの下をその俊足が駆け抜ける。
村は為す術無く、ただ流れに任せるしか他無かった。

「ハッハッー!!俺の脚に着いて来れる奴はいるかぁ!?」

「いませんぜ、お頭!!アンタの脚は俺達でも無理だぜぇええぇ!!!」

「よし!!片っ端から奪い去れ!!!」

「うおぉおおぉ!!」

彼等は盗賊の中でも優れた統率力に、個々の能力が並外れに高い。

盗賊『亞怒莉美盗夢』

筆頭に君臨するは、
茶髪の跳ね毛
同色の瞳
額よりやや上に特徴的な跳ね毛二本
褐色の肌
上半身を露出し、長ズボンに上から全身を包む様なジャケットを着ている。
青年と言うより少年よりなその顔立ちに反し、口から飛び出す言葉は正に盗賊の王。

彼の名はラルド。

この盗賊のお頭と呼ばれ、全ての権限を持つ頭領だ。

一般的に盗賊とは、大小関係無く家から財宝、食料、酒、馬などを奪い去る。

しかし、この盗賊にはひとつだけ一般の盗賊とは違った。

「お頭!!女奪っちゃいけやせんかね!?」

「却下。何の意味も無ぇ」

「いや…女に酒注がせたりとか、慰めてもらうとか……色々ありやすぜ?」

ラルドは手下を冷ややかな眼で見つめた。
いや、正確には見下した。
軽蔑的な眼で。

「破廉恥」

その場は一気に凍り付いた。
そう、この盗賊『亞怒莉美盗夢』は女人禁制。
即ち、慰安婦等々人さらい厳禁の規則があった。

「そんなに慰めてほしいなら自分でやれ、虚しく、一人で、細々とな!!」

ラルドは高笑いを挙げながら、手下から離れて行った。

手下は周りから
「可哀想に……」
「同情するぜ…」
「お頭……惚れるぜぇ…」等のとどめを食らっていた。

「フレイ、状況は?」

黒いローブに身を包み、地図と街を見比べていた、これまた青年とも少年とも言えない顔立ち、寧ろ女性に近いそれをした男に、ラルドは声を掛けた。

「圧倒的に俺達の勢力の勝ち」

フレイと呼ばれた男は、凜とした声でラルドに端的な返事をした。

「傷害も最小限に抑えてあるし、滞り無く、今夜にでも終わるよ」

「よし!!よくやった!!!」

ラルドはバシッとフレイの背中を叩き、屈託の無い笑みを浮かべた。

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連載企画、始動

前世パロを始めたいと思います!

その前に注意事項をいくつか。

これはマイソロ2のラルド、白霧様よりお借りしてるフレイヤ君の前世の物語です。
ぶっちゃけて言えば、先代のディセンダーがディセンダーとなる前の完全オリジナル妄想話です。

ゲーデも似ている人として出ますが、ゲデラルではありません!

ラルドの前世である盗賊王ラルドと、フレイヤ君の前世であるフレイ君の、ラルフレがカップリングです。
思考的に

ラルド←←フレイ

のフレイ君の一途な片想いからスタートです。


ラルドは盗賊集団の首領、フレイ君はその側近で格闘家であり、戦略にも長けています。
この話にはクラトスも活躍します。

また、他のお借りしているディセンダー方も出す予定です。

簡単に言えば私の脳内を曝け出した話になりますが、それでも見たいと言う人はどうぞお楽しみください!

トップのカテゴリーを前世パロにしてクリックしていただければ、それだけが読めます。

ではでは!

勘違いは災いの元--

ラルド
「それで、砂糖の分量が判らんからユーリに聞いたんだよ」

フレン
「何だ……そうだったのか」

ユーリ
「大量に作ってあるから、冷えて固まったら皆で食うぞ!」

ゲーデ
「……♪」

フレイヤ
「……ラルド、ひとつ聞いて良いか?」

ラルド
「何だ?」

フレイヤ
「確かにユーリもだけど……アッシュやルーク、スパーダとも仲良かったよな?何でだ?」

ラルド
「………ああ、それか」

ゲーデ
「あ、俺も気になってた!」

ラルド
「俺、面食いだから」

フレイヤ
「…………は?」

ラルド
「あとクレスも仲良いけど、こいつら美形じゃん?あと一部毒舌じゃん?俺と話が合うのはそういう奴らなんだよ」

ゲーデ
「俺はー?」

ラルド
「恋人の相性は別。俺と正反対か似てるかしか無い、美形は変わんねえけど。……ゲーデは正反対に近いぐらいだな、美形だし」

ゲーデ
「……////」

よりラルドに抱き付く

ラルド
「……で?これで良かったのか?」

フレイヤ
「……あー、うん。そういう事にしておく…」

クラトス
「(面食いで純情好きのディセンダーか……先が思いやられる)」









あ〜疲れる毎日だわ〜(笑)

何でって昨日模試で下向き過ぎて首痛めただけですww←何のこっちゃ

さて、ゲデラル+フレユリ+クラフレでした(笑)

勘違いは災いの元--

ラルド
「ユーリ!ちょっと良いか?」

ユーリ
「んー?どうかしたかー?」

フレン
「……」

フレイヤ
「フレン?どうしたのさ、いつにないむっつりした顔で」

ゲーデ
「むっつりスケベだったのか?」

フレン
「Σ誰が!?」

フレイヤ
「いや……だってなぁ?」

クラトス
「私に振るな……」

フレン
「……あの二人仲良いなぁ、って思っただけ」

フレイヤ
「ああ、ラルドとユーリ?入った時からだよなぁ?」

クラトス
「さぁな……たが、アッシュともよくいるぞ」

フレン
「……ユーリの尻軽」

ゲーデ
「……むっつりスケベ、アッシュとよくいるのはラルドであって、ユーリじゃないぞ」

フレン
「Σ変なあだ名付けないでくれ!……ん?と言う事はラルドが尻が…うわっと!!」

ゲーデ
「殺されたいのかお前は……!」

フレイヤ
「…っていうかよく一緒にいるだけで尻軽扱いは酷くないか?」

クラトス
「………」

* * *

ラルド
「………どう?」

ユーリ
「ん〜ちょっと足らないかも、後3mgだな」

ラルド
「Σげっ……細かいなぁ」

ユーリ
「俺に甘い物を言わせたら煩いぜ?」

ラルド
「それを承知だから聞いたんじゃねえか、アッシュに聞いたら『甘ったるいわ屑ー!!』って鼻抑えて逃げたんだよ」

ユーリ
「ははっ、情けねえな」

アッシュ
「喧しい……」

ラルド
「Σ背後に立つなぁああぁ!?」

ユーリ
「ゴ○ゴかお前は……」

アッシュ
「それより、ホールでお前達の恋人が争ってたぞ?」

ユーリ
「へ?フレンが……」

ラルド
「ゲーデと?まっさかぁ」

アッシュ
「……あのままじゃ船が壊れて、恋人の監督不行き届きでお前達が怒られるぞ」

ラルド
「船長程度なら軽く逃げられる」

ユーリ
「ネクロマンサーも多分大丈夫だな」

アッシュ
「……ハーフエルフの考古学者に」

ラルド・ユーリ
「Σそれはまずい!」

ラルド
「何が原因か判んねえけど、とりあえず一旦終了!行くぞユーリ!」

ユーリ
「おう!」

タタタッ

アッシュ
「………おぇ、甘ったる…」

スタタッ

* * *

ゲーデ
「うらぁああ!!」

キィン!ガキィン!!

フレン
「くっ……このっ!」

フレイヤ
「お前等〜流石に外でやってくれよ〜」

クラトス
「………」

フレイヤを抱き寄せガード
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5/24拍手返信

ムクロ様へ
勿論黒でございます(´ω`)b☆
しかもゴス系なら尚良し\(^O^)/
我が家のラルドは女装させるのが好きなんで(笑)
特にゲーデに☆
にやけましたか!
ありがとうございます(笑)

よろしければ、またネタ提供お願いします!
それでは!拍手ありがとうございました!
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