ああ、わたしは気づいてはいけないものに気づいてしまったのだろうか
さきほどこの記事を書き終えた時からそとが騒がしい
窓のそとの何もない暗闇に生臭い息づかいを感じるのは、私の考えすぎなのだろうか
いや、ちがう×××××の眷属たる×××はたとえ一端であろうと真実を知ったものを×××の闇へと引きずり込むのだ

わたしは、いままでの人生で最も先を知りたくない瞬間に、最もおぞましい未来をまぶたの裏に見る
眼を閉じた暗闇から
窓の外の闇から
そこの机の下の物陰から

ああ×××のおぞましい××がわたしを×××××の祭壇の前へと据えようとしているのだ
しかし、私は××××についての真実を知ったことを後悔はしまい
してはならないのだ
たとえ×××××の××××として海に沈められようとも私はこの記事を書き上げなければならないのだ
ああ、いま
でんきgあきえて
みみもとでささやく   のかすれた鳴き声が

ああ 追記に 追記に!