彼にきつい台詞を吐いて





さよならをした。





彼は、
今回はすねなかったので




とうとう目が覚めたんだとおもう




今度こそほんとに終わりなんだな












泣けるほど
悲劇のヒロインにもなれない。




きっとわすれることも出来ない。











うそ、たぶん忘れる。





ろくに友達のいない私は
誰にも泣きつけないし




家族にも、話せないし








忘れないと死んでしまう



そうやって、なんでも忘れてきた













彼にはなんでも話せて
素直になれた
泣きじゃくっても
情けなくても



見捨てずに抱き締めてくれた




どんなmomonaでもすきだよって
言ってくれた。









けど、そんな余裕も
家庭があるからうまれるものだった

自分に酔ってたんだろう。







わたしもわたしで
既婚込みの彼をすきになった








でも、一人占めしたい
自分が一番がいい







そんな思いが芽生えだした。




日に日にどろどろした感情が増えていって
もう、限界になった。





頭のなかは、別れることでいっぱいになった。






すごくリアルに想像したけど
きっと独身になった彼は
そんなに魅力的じゃないなって思った。







でもそれでも
一緒にいたかった。





手に入らないから、欲しくなるんだね。







これは、ある種の性癖だよね…