髪の毛に絡む桜の花びら
淡いピンクのティアラのような夢
制服を脱いでドレスを纏った
十年後のあなたに会いたい

写真に残した笑顔のままで
歩き続けるヴァージンロードは
商店街の真ん中にある
ケーキ屋の苺にフォークを立てた

見上げる夜空の点を結べば
三角形の家みたいだと
僕等の未来を星に例えると
第二ボタンを渡したくなった

糸を通した玩具の指輪で
あなたの心をずっと守るから
僕の指定席はいつも四番目
大きなケーキにナイフを入れよう