銀行では破損した紙幣を交換してもらうことが出来るというのはよく知られていますが、それでは破れてしまった切手の場合はどうなのでしょうか。
郵便局の場合は切手が破れても交換などの対応は行っておりません。
では、破れてしまった切手はどうなるかというとすごくひどいものは使用不可ですが、ちょっと破れたぐらいで、額面が確認できる切手なら、使える可能性が高いです。
ただ、その切手を買い取ってもらうということは出来ないかもしれません。
もしバラの切手であっても買取してもらうことは出来るみたいですね。
私はあまり存じ上げなかったのですが、切手を買い取ってもらう時にどうやって台紙に貼りつけたらいいかを調べてみたら、きちんと並べていないと受け付けてもらえないようなのでちょっときつそうです。
そうは言っても、ただ貼り付けるというだけでより高値で買い取られるのなら、せっかくならやってみようかなという気になります。
額面以上の値がつく切手は多く、集めている人にとっては非常に価値があります。
買取専門店も各地でレアな切手を高値で買おうとしておりその将来性も含め、思っているよりも規模の大きな業界であると見当がつくと思います。
当然ながら、インターネットの普及はネットを介して売買することも増え、これから、店舗内外での取引がさらに増えるでしょう。
切手は紙製であるということから、案外、扱いが難しいものです。
とりわけ、熱や湿気に影響されやすいので高価買取を目指すという意味でも保存状態には十分配慮しましょう。
ストックリーフであったり、ストックブックであったりに入れて、直射日光を避けて保管してください。
また、なるべく湿気の少ない部屋に保管しましょう。
例年、梅雨の時期になるとカビのことが気がかりです。
幸いなことに今年は被害も少なく掃除は終わり、と思っていたら、父が生前にこまめに整理整頓していた切手シートやバラ切手、記念切手類を含めた多くの種類の切手のアルバムの束を見つけました。
見た目では傷みはありませんが、この状態でうちで保管し続けたとしても質が落ちてしまいそうな気がします。
近いうちに買取に出しても許されるタイミングになったのでしょうか。