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無題

もう一年ほど前のことなんだと思うと
そんなに経ってないんだなと思いつつ
もうそんなに経ってしまったんだな、とも思う


あの人が婚約したという噂を聞いた

あの人でも誰か「1人だけ」を選ぶのだと思った

同時に

あの人との時間は夢みたいな時間で
私にとって幻で
あってなかったようなものだと


付き合いたかったわけじゃない
関係性に名前が欲しかった訳でもない
ただただ、そこにあった甘い時間の余韻に浸りながら
日々を過ごしていただけ


今、わたしには大切な人がいる

あの人とは違って
連絡がマメで
ちゃんと「わたしだけ」見てくれて
ほかの人と会うことをだめだと言ってくれる
もちろんお付き合いをしている


あの人との時間は楽しくて
わたしにとって、遊園地に遊びに行ったようなそんな思い出

遊園地には色んな人が遊びに来る
楽しいと思っているのはわたしだけじゃなかったし、わたしはもちろんそれに納得していた
だって楽しいんだもの


今隣にいる人に感じる思いは「愛」なのだと思う
その人のために色んなものを断ち切ったし
色んなものへの感じ方が変わった



わたしは夢のような時間の中でしか過ごしてこなかったのだと
誰にも何にも責任を負わず、
自分のためだけに過ごしてきたことに気付かされて
そしてそれはあの人も同じだったのだと



世の中でいう「遊び」や「セフレ」
それ以上でもそれ以下でもなく
言葉を選ばず言うならただの「他人」で
それでも楽しかったし
色んな気持ちを教わった

彼がいてくれたのであの頃のわたしは楽しかった

いつ始まったわけでも
いつ終わったのかも分からないけれど


これからもわたしがしあわせでありますように
あの人が元気でありますように



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