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もどってきました


あの人シリーズが終わり、恋人とのことを書くかと思いきや、数年お付き合いし、いろいろあった結果数ヶ月前にお別れしました。でもまだ連絡はとっているし、会うし、合うし、お互いまだ好きか?と聞かれれば他の人より特別な存在ではあると思う今日この頃。


いまだに拍手を頂けていてとても嬉しいです。


元恋人とはいろんなところに旅行に行きました。たくさんいろんな経験をさせてもらいました。いろんな感情をもらいました。2人の間に命が宿ったこともありました。ほんとーーーーーに、たくさんたくさんいろんなことがありました。ここに書ききれないくらい。なんで別れたんだろう…の時期は過ぎました。戻りたいな…の時期も過ぎました。お互いがお互いの笑顔に癒されて何かを共有できればそれでいいです。付き合っていた頃はそんな当たり前ができませんでした。

これが原因かな?笑
 

これから戻るかもしれないし戻らないかもしれない。でもお互いに落ち着く存在で、考えてることは手に取るようにわかる、それでいいよねって感じです。また思うことがあれば書いていきます。でもあの人のようにナルシズム盛りだくさんで書けないだろうなあ。
本当にブログに書く暇もないくらい楽しい3年でした。




無題

もう一年ほど前のことなんだと思うと
そんなに経ってないんだなと思いつつ
もうそんなに経ってしまったんだな、とも思う


あの人が婚約したという噂を聞いた

あの人でも誰か「1人だけ」を選ぶのだと思った

同時に

あの人との時間は夢みたいな時間で
私にとって幻で
あってなかったようなものだと


付き合いたかったわけじゃない
関係性に名前が欲しかった訳でもない
ただただ、そこにあった甘い時間の余韻に浸りながら
日々を過ごしていただけ


今、わたしには大切な人がいる

あの人とは違って
連絡がマメで
ちゃんと「わたしだけ」見てくれて
ほかの人と会うことをだめだと言ってくれる
もちろんお付き合いをしている


あの人との時間は楽しくて
わたしにとって、遊園地に遊びに行ったようなそんな思い出

遊園地には色んな人が遊びに来る
楽しいと思っているのはわたしだけじゃなかったし、わたしはもちろんそれに納得していた
だって楽しいんだもの


今隣にいる人に感じる思いは「愛」なのだと思う
その人のために色んなものを断ち切ったし
色んなものへの感じ方が変わった



わたしは夢のような時間の中でしか過ごしてこなかったのだと
誰にも何にも責任を負わず、
自分のためだけに過ごしてきたことに気付かされて
そしてそれはあの人も同じだったのだと



世の中でいう「遊び」や「セフレ」
それ以上でもそれ以下でもなく
言葉を選ばず言うならただの「他人」で
それでも楽しかったし
色んな気持ちを教わった

彼がいてくれたのであの頃のわたしは楽しかった

いつ始まったわけでも
いつ終わったのかも分からないけれど


これからもわたしがしあわせでありますように
あの人が元気でありますように



.

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無題


もうそろそろ忘れたよ

声も顔も匂いも体温も

忘れたつもりで過ごしてるよ


信じたのに嘘だとわかって
それでも一緒にいることを選んだのはわたしだった
「わたし以外」がいることは気づいてた
でもどうでもよかった
目の前のあのひとが、一時だけでも
わたしを見ていてくれる限り
なんでもよかった


わたしは知らなかったあなたの誕生日付近、
会うことになって抱きしめてくれたけど
近くのケーキ屋さんの紙袋が部屋の隅に落ちているのに気づいてたこと、知らないでしょう



どんな甘い夜だったのか知らないけど
結局わたしともそんな夜が過ごせちゃうんだから
きっとあのひとにとってなんの意味もない

それが分かってたからどうでもよかった



だけど同時に、
わたしという存在もあのひとにとっては数ある中の一つで
飽きないための「今日はこの子」だったんだって思い知らされて

だけどそう思うには心を通わせすぎたし
あのひとはわたしを大事にしすぎた

どうせわたしなんて、と
もしかしたらわたしは、を行き来して


そんな娯楽みたいに抱かないでほしかった
そんな簡単に好きなんて言わないでほしかった
どうでもいいなら誰でもいいなら
わたしじゃなくてもよかったのに
冷たく手放して最後まで都合よく扱ってくれたらよかったのに


ほんとは全部全部言いたかった
感情に任せてあなたを困らせてやればよかったね


こんなふうに何人泣かせてるの

「ずるい」なんて言葉が似合うひとだった

しょうがなかった
他の人なんて霞むくらい最低で素敵だった



もう忘れちゃったからね
忘れたつもりでいるからね



出会った頃の、ぬるい夜風ふく季節が巡ってくる






.

無題


大人になるってことが
純粋に歳を重ねるってことなら
私はそこそこいい大人で


子供の時に頼った「大人」ほどには年齢を重ねていて、ただ重ねただけのその数字に追いつけてないこの感性が痛くてつらいこの頃




だいじょうぶだよ
全然いいよ
気にしないで

聞き分けのいいふりをして
ほんとの自分はこんなんじゃないのに
ひとりじゃ生きていきたくないのに
すこし「打算」を覚えてずる賢くなったつもりで



大好きだよって言いたいし
離れて寝たくはないし
まだ一緒にいたいなってワガママ言いたかったし
少し子供扱いされるのもほんとは好きだったんだ



自分の理想とあなたが求めてる私とが
自分が思う自分とあなたが見る私とが
同じでいられるように ズレが生じないように
確かめながらちゃんと してたんだよ


なにが正解でなにが不正解なんだろうって
そんなのばっかり
最適解なんて、あるのか知らないけど


抜けてるって思われたくないから
小さいなんて思われたくないから
がんばって背伸びしたのも
ほんとはやめておけばよかったのかなってぼんやり考えて



こんな世紀末にどうにもならない気持ちと
ポツンとひとり置き去りにされて
頭がぐるぐるして心が重たくなって泣いちゃったりした?


どうしようもなくて
そこにいたい訳じゃないのにその場から動けなくて
どうにもならない過去を思って泣いたりした?



そんな日々が「きっといつか笑える日になる」とか
思い出しもしないくらいの一瞬になっちゃうのか
そんなの今は全然わからないんだけど

イヤホンから流れる音楽だけは、変わらずにずっと
寄り添ってくれてるんだよね



いつかその音で思い出してしまってもいいから

痛みを伴わないくらいでお願いね







.

無題




何気なく開いた画面に届く通知
無音で羅列された文字が愛おしくて


何もかも思い通りで
その日が楽しければよかった頃知り合ったあなたと
こんな世紀末を共にするなんて思ってもなくて


切れちゃえば簡単に二度と会えなくなる存在
たまに交わす言葉で
まだ繋がってる、と見えない糸に安堵する


価値観を共有できたことは大きかった

気軽に会いに行けない距離で
気軽に会いに行けない関係で
変わらずいられることを実感する度そう思う


あなたがそういうひとだったからなのか
私がバカ女なのか


好き、なんて
そんなふうに片付けてしまえれば簡単なのに
そうもいかないのは
自分自身が認めることを許さないからなのか


こんなことにならなければ
そんなこと思う暇もないほど話して
体温を確認して
またなんてことない日常を過ごしたのに


今どうしてるの?

どんな風に生きてるの?


暇だから、寂しいからなんて言える
そんな女になれれば楽だったのに





今を知らない楽しそうに笑ってる頃の写真を見返す

こんなふうになってしまうなら
出会った最初からをもう一度させてほしい




離れれば抱き寄せてくれたあのひとを、思い出してしまう夜が早く終わればいいのにと思いながら、今日も既読の文字を撫でる




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