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私、結婚しました!の主人公夫婦
深夜1時過ぎくらい
万「お帰りなさい、辰季さん。ご飯にしますか? お風呂にしますか? その後にプリッツとビールにしますか?」
辰「先にご飯食べるよ」
万「分りました。すぐ温めますね」
辰「ねぇプリッツって選択肢は何だったの?」
万「今日ってポッキーとプリッツの日なんだそうですよ! CMでやってました」
辰「で、買って来たんだ」
万「はい! 僭越ながら私が辰季さんの分まで選んで来ました」
辰「うん、何でもいいよ、別に拘りとかないし」
万「そう言うと思って。余計に悩みました……すごいんですよ、スーパー行ったら思った以上にいっぱい種類置いてあって。何が一番辰季さんっぽいのか、見れば見る程分かんなんくなって、小一時間ほど睨めっこしてる私を店員が睨んでるっていう」
辰「どうしてかな、すっごいその光景が目に浮かぶ」
万「悩み過ぎて侑莉に電話で相談しました」
辰「それは彼女も答えに困っただろうね。ていうか何て答えたの」
万「『凌さんはポテトチップスよりチップスターが好きだよ』って教えてくれました」
辰「アドバイスになってなくない?」
万「はい。全くもって。でも侑莉めちゃくちゃ可愛いって事がよく理解出来ました」
辰「前から知ってた事だよね?」
万「はい。より理解が深まりました」
辰「万羽……あの子の事好きだよね……まぁいいか。それで、結局何買ってきたの? 万羽の分もあるんだよね」
万「私のはこれです。つぶつぶイチゴポッキー、一番好きなんです」
辰「ああ、なんとなく万羽っぽいかも」
万「でも別につぶつぶしてなくてもいいんです」
辰「え、さり気無く全否定してない?」
万「イチゴポッキーが好きなんです。小さい箱に入ってるやつじゃ駄目だけど、つぶつぶはどっちでもいいの」
辰「ちょっと難しい拘りだね」
万「辰季さんにはポッキーよりプリッツの方が似合うかなっと思って、プリッツにしました!」
辰「どのお菓子が似合うとか、その発想は初めて聞いたなぁ」
万「プリッツと言えば、サラダかロースト。緑か赤…さながらタヌキかキツネ…」
辰「万羽?」
万「悩みに悩んで、最終的に甘さより塩っ気が良いだろうという事で。トマトサラダにしました!」
辰「迷走したのがよく分かるチョイスだね。最初の二つのくだりが意味無くなってる」
万「なんか、こっちのがちょっとリッチな気がするので辰季さんっぽい」
辰「プリッツっぽい旦那って万羽としてはどうなの?」
万「大好きです!」
辰「あ、そうなんだ。じゃあいいか。それより万羽」
万「なんでしょう」
辰「もう12日になっちゃってるけど」
万「ほーんーとーだー!!」
夜中の妙なテンションの嫁が面白くて付き合っている旦那
と、見せかけて辰季も眠いのかちょっといつもと違う
そんな夫婦の会話
東京喰種にハマったので、最近お馴染みになりつつある、サイトキャラ達に当てはめてみる遊び。
ただキャラ達が喋ってるだけ。
人間と、人間の生活に紛れ込みながらも彼等を喰うグール。
圧倒的な力を持ち人間を狩るグールは、基本的に凶暴で享楽的で、人間を惨たらしく食い漁る。
その存在は人間にとって脅威でしかない。
主人公は人間として生きていたが、グールの臓器を移植された事によって、心を置き去りにしたまま身体がグール化してしまった…
という話
香「というわけで、このサイトのキャラを人間と喰種に別けてみようっいう、考えてる人間しか面白くない企画だよ」
俐「いやもう、企画ですらないだろ」
悠「まぁいいじゃないの」
倖「じゃあ早速いってみよー」
香「まず、いたちの三人は完全に喰種だよね」
倖「そだね! 光城くんもジンくんも、本編でさえグレーゾーン!」
俐「何故そんな笑顔で…」
倖「尾赫(びかく)甲赫(こうかく)羽赫(うかく)鱗赫(りんかく)、どれがいいかな!?」
悠「細かいな!」
俐「どれでもいいよ」
香「でもこの三人は喰種の中でも穏健派っぽいよね。殺さずに食糧調達できるなら、それに越した事ないって感じ」
悠「俐音ちゃんも喰種かな」
俐「マジで?」
香「ぽいぽい!成田くんと神奈くんは人間だね」
倖「いいねー付き合っていくうちに仲間意識が芽生えて、人間を食べる事に葛藤を感じて…とかいいねー!」
俐「お前等楽しそうだな」
悠「でも福原先輩は喰種」
香「もちろん」
俐「なんで!?」
悠「しかも人間に溶け込んで生活しながら、情は移さずドライな関係築いてそう」
俐「みんなの先輩に対するイメージひどい…」
倖「俐音ちゃんは羽赫で、先輩は尾赫」
俐「いやだから何でもいいってば」
倖「香苗ちゃんと悠ちゃんは人間っぽいよね」
香「だろうねー」
悠「確実にね」
香「うーん、稔や基、時芽も人間だなぁ。…逆にロビンの中で喰種と言ったら…」
俐・悠・倖「西峨さん」
香「うわー!路地裏とかで人間ぶっ殺してるところが用意に想像できちゃうー!」
俐「あとは…高鳥な」
香「だね!だって、ウタだもの!名前がウタなんだもの!」
※東京喰種にウタさんという素敵キャラがいます
悠「高鳥くんは香苗に出会って、今までは人間をただの食料としか見てなかったのに…パターンだね!」
香「ははは!」
俐「ていうか、その場合稔の存在が空気すぎて切ないな」
香「ははは!」
俐「そこは笑ってやるなよ」
倖「気紛れはどうだろ」
悠「ホズミは絶対喰種だと思うよ。でもディーノやソレスタさんは人間かな。クインケ(喰種の身体で造られた武器)で戦う、人間側の正義の味方」
俐「ディーノは無表情で喰種殺しそうだよな」
悠「……否定できない。うん、じゃあまぁ、ディーノがひたすら喰種を憎悪して殺しまくる理由づけとして、幼馴染設定の私が過去に殺されておこうか」
倖「なんで自分が死ぬ設定をそんな楽しそうに作ってるの…?」
悠「いや死んでたら、もうこの先面倒臭い事に巻き込まれないかなって」
香「仮にも主人公やってる人の台詞じゃねぇ!」
倖「まぁいいじゃんか。それよりヒロインとヒーローが人間と喰種に別れるCPってあるかな」
俐「夢見鳥の二人とかは?」
香・悠「それだ!!」
香「家に転がり込んできた人間の侑莉さんを、最初はお腹空いたら食べようくらいに思っていたのに、気付いたら情に絆されて…」
悠「たぎる!」
倖「香坂さんは甲赫かな…」
俐「こだわるなぁ。後は誰かいたっけ」
倖「このくらいじゃない?」
香「いやいや!リュートさん達忘れてるから!」
悠「あ、そうか」
倖「リュートさんはどっちでも良さそうだよね」
香「普通に考えたらマナリアさんは人間だけど、そこを敢えて喰種にしてみると…」
悠「マナリアさんは戦えない喰種っぽいなぁ」
俐「じゃあリュートは人間だな。クインケの捜査官」
香「夢見鳥と逆パターン!喰種は一掃しないといけないけど、マナリアさん殺せないジレンマ」
悠「不憫…リュートさんってどこまでも不憫」
倖「めちゃくちゃニヤついてるね」
俐「今度こそ終わりか?」
香「かな」
ディアボリックラバーとは
俐音・香苗・悠・倖
俐「え、バレンタインってもう過ぎたんじゃ?」
香「だよねー、もう二日も前に終わっちゃってるよねー」
倖「しかも一個前の記事がちょうど一年前のバレンタインネタだよね」
悠「やる気ないにも程があるね。てか今更やる意味あるのかな?」
香「うーん、まぁ今更女の子達で集まってキャッキャウフフしながらチョコの手作りしてる様子を…なんてのは出来ないよねぇ」
悠「そもそも私、只今異世界移転中なので、バレンタイン全く関係ないんですが」
香「い、い、異世界トリップはぁはぁ」
悠「そういう反応だと思った!」
倖「でももしあげるとしたら、悠ちゃんって誰にあげるの? ディーノさん? ブラッドさん?」
悠「ホズミだけど」
香「……」
倖「……」
俐「ふざけるなっ!」
バチンッ(俐音が悠を平手打ちする音)
悠「いたーっ!!」
俐「動物にチョコあげちゃ、ダメ!!」
悠「あ、う、うん、そうだねゴメン。でもあの子半分ヒトだからね、食べて大丈夫なんだよ」
俐「なんだそうか」
香「謝らないんだ……」
倖「ジンくんも食べられるし、そういうものなんだね」
俐「ジンとホズミは全く別物だと思うけどな」
香「ていうか、俐音ちゃんは今年誰かにあげたの!?」
俐「うん。三輪に」
悠「みわ?」
香「……誰?」
俐「壱都先輩の弟だよ」
倖「壱都先輩じゃなく、弟さんにあげたんだ?」
俐「うん。欲しいって言うから。あいつ私の事女だって気づいてんのかな。微妙だ」
香「そ、そういう問題でなく! なんで弟!? 今更そこフラグ立てんの!? 乱立し過ぎだよ、大混線だよ!」
俐「悪い、何言ってんのか分らん」
悠「要するに俐音ちゃんは誰とどうなりたいのって話よ!!」
俐「え、バレンタインの話じゃないの?」
倖「モテモテだねー」
俐「マジでわけ分らん。なんだ? お前等にもチョコあげればよかったのか?」
香「違うよ! 掠りもしてないよ!」
悠「鈍いのは罪……!」
俐「香苗はどうなんだよ。お前ずっと人の事ばっかだけど」
香「私は今年も変わらず皆さんに義理をお届け!」
悠「つまんねぇなっ! あんたもさっさと一人に絞れよ。誰? 誰がいいの? 何なら私がそれとなく伝えといてあげるよ」
香「いや一人分作るって逆に難しいよ。沢山出来るからみんなに渡して」
悠「ちーがーう! そういうこっちゃなくて!」
倖「ははは!」
香「笑ってる場合じゃないよ、倖ちゃんはどうなの!? 今年こそ!」
倖「うん。あげたよちゃんとしたの」
悠「マジでかっ!!」
倖「和真の墓前に供えてきた」
香「なんでだーっ!!」
俐「なんて馬鹿な事してんだ倖! 死人はチョコ食えないだろうが、勿体ないだろうが!」
倖「そう思って今まではやらなかったんだけどさ、今年はなんとなく」
悠「そういうこっちゃないから! なんなの、なんなのこの子達! このサイト!」
香「いや悠ちゃんも人の事言えないから!」
俐「つまり、このサイトの女子にこういうの期待すんなって事だな」
悠「なんという悲しいお知らせ!!」
倖「毎年おんなじようなやり取りやってるよねー」
香「しっ、それは言わないお約束!」
穂鷹・稔・翔・凌・静矢・勇人
本編の時間軸等は全て無視でお願いします〜
穂「バレンタインですねー」
静「そうだねー。で、なんで男子会? こういうのって女子会するものじゃないの?」
穂「昨今のバレンタイン、友チョコとか自分チョコとか女の子同士で楽しむイベントに変わってきちゃって、ちょっとそれってどうなの? って男同士で語ろうという会」
稔「勝手にそんな会作ってらっても困る……」
翔「なんか虚しい気がするんだけど」
静「うん。しかもね、すでに2人が会話に参加する気が見当たらないよね」
穂「あーそっすね…いやでも、ちゃんとネタ持ってきてますんでね!」
稔「ネタ?」
穂「じゃーん! 女の子に聞きました『バレンタインどうする!?』」
静「おおー」
翔「いや、どうするって何?」
穂「今年のバレンタイン誰かにあげるのかあげないのか!? ってやつ」
静「みんなに聞いたの?」
穂「聞いてきましたー(馨が)、では発表しまーす」
侑莉
手作りです。あげるのは女の子の友達と巧と凌さん。お父さん? 材料が余ったらあげます
香苗
手作りでーす!とりあえず思いつく人みんなにあげる予定!トリュフ作るですよ
俐音
今年もみんなから奪ってでも貰う予定。今から楽しみだなぁ
倖
光城くんには渡すよ。それ以上にいっぱいおすそ分けしてもらう事になるんだけどね
紗衣
渡す予定はありません。誰にもあげません。……わたしま、せん!
皐月
何かあげなくていい方法があったら教えて欲しい
七海
友チョコは配るけど、あげるような男の子はいないなぁ
穂「まあだいたいこんな回答ですね。俐音ちゃんはバレンタインの定義が分かって無い! しかもあの子、なんでかホワイトデーに俺等にお礼くれるんだけど!?」
静「見事にズレてるねー」
翔「前に他校の女の子からチョコ貰って大喜びしてたよね」
穂「最近俐音ちゃんの男前度がうなぎのぼりな気がしてオレ泣きそうです! 次いこ次! 香苗ちゃん手作りだってよ稔くん!」
稔「あいつが作ったの美味いよ」
穂「しれっとこの子…!
静「思いつく人みんなにあげるって、かなりの数だよねぇ?」
穂「その中で稔くんにだけ特別仕様とかだったらいいねー」
稔「ないだろ」
翔「乙女思考……」
凌「女子会に行ってこいよ」
静「え、やってんですか?」
凌「しらね」
翔「うん、で、勇人さんそろそろ喋りませんか」
勇「何を?」
穂「何の集まりかさえ理解していない人がここに…!」
静「そういや宮西さん手作りチョコくれるらしいですよ」
凌「みたいだな」
穂「去年はどうだったんですか? もらいました?」
凌「ああ。美味しくいただきました(棒読み)」
静「チョコを?」
凌「チョコも」
穂「あーうん付き合ってるからね! サイト一のバカップルだからね! 深くは聞かない…!」
翔「ていうかカップルっていうなら静矢さんもでしょう」
静「うん。この後皐月とじっくり話し合う必要があるみたいだ」
穂「うわぁ…皐月さん逃げて!」
静「逃げても捕まえるからいいけどね。まったくあの子は可愛いったらないよね」
穂「ヤンデレ?」
稔「いや、愛が重たいだけだろ」
翔「ああ……」
静「で、勇人くんバレンタインって何の日か知ってる?」
勇「…やたら女がうるさくなる日だって勇人(ゆうと)が言ってたのは知ってる」
穂「うわぁ…」
はっぴーばれんたいん
凌に棒読みであのセリフを言わせたかったんだ…