近頃では、内服薬を使った育毛をしている方も多いそうです。
プロペシアが代表的だと言われていますが、他にも多様な内服薬が販売されています。
塗布するのと比較すると育毛効果を体感しやすい一方、可能性としては、副作用の発生が容易に想定されますから、注意することが必須です。
体に合わないと感じた場合には即座に使用を中止しましょう。
状況によっては医師の指示を仰ぐことをお勧めします。
俗説と思われているふしがありますが、タバコというのはAGAの症状を悪化させるリスクが高いです。
吸わない人に比べ喫煙者はより多くDHTと呼ばれる成分、すなわちAGAの発生因子である物質の合成が促進されるからです。
その上、喫煙でニコチンを摂取することにより血液の循環が阻害されるため、地肌や毛髪にとっては踏んだり蹴ったりの状態になってしまいます。
育毛やAGAの治療には大きなハンデとなりますので、これからAGAの治療をしたいのであれば禁煙したほうが、AGAの進行速度を抑えることができます。
毛が生えてから成長し、退行から脱毛に至るまでを一般的にヘアサイクルと呼びます。
本来なら生えた毛が最も勢い良く伸びる成長期が男性で4年、女性では数年あり、退行期には成長が遅くなり、毛包が休止して(休止期)髪が伸びなくなるところで1サイクルです。
強いストレスを受けた場合やAGAを発症した場合はこの循環に狂いが生じ、成長期が短くなるので1周期が非常に短くなり、数年は保持されるはずの髪の多くが抜けていき、薄毛の状態になります。
自分では良いと思ってやっているケアが、その実、髪の毛にとっては却って逆効果になるケースがあることを覚えておいてください。
一例を挙げると、早く結果が欲しいばかりに使用上の注意に記載されていることを守らずに多く養毛や育毛のための薬などを使ってしまったケースです。
いっぱい使えば効果的というものではありません。
それに、薬剤の有効成分によっては適量を守らずに使用すると肌トラブルを引き起こす原因になることだってあるので要注意です。
自宅に居ながら髪の悩みを解消できると嬉しいですよね。
最近では、髪に優しいドライヤーやヘッドスパ、または家庭用のレーザー育毛機器などの抜け毛や頭皮のトラブルを予防する美容家電が様々に売られているようです。
なお、ドライヤーやヘッドスパですが、それ自体で育毛できるという訳ではなく、今の頭皮にある問題を解決して、髪が生えやすい頭皮環境をつくるなどの、サポート役で効果を期待できるでしょう。