大分県別府市の老舗ホテル「別府杉乃井ホテル」は、年末年始の繁忙期が終わった来年1月15日から、10日連続で休業すると明らかにした。
人手不足が社会問題化している中で、約800人いる従業員全員が長期休暇を取得できるようにする。同ホテルは「働き方改革を進め、良い人材を確保したい」としている。
別府杉乃井ホテルは今年も1月9日から10日連続で休業した。売り上げは減少したが、来年春に入社予定の採用活動で応募者が前年の約1・5倍に膨らむ効果が出たという。