政府は24日、2050年までに世界で売る日本車すべてを電気自動車(EV)などの電動車にし、ガソリンだけで走る車をなくす目標を打ち出した。自動車業界で世界的にEVの普及競争が激しくなるなか、日本勢がその流れに乗り遅れないようにするためだ。政府は、電動車に不可欠な電池やモーターの技術開発や、電池の材料となる希少金属の安定的な調達などで民間企業を後押しする。