国連環境計画(UNEP)は、地球温暖化対策の「パリ協定」のもとで、各国が掲げる温室効果ガス削減目標を達成しても、今世紀末には気温が少なくとも3度上がる可能性が高いとする報告書をまとめた。6日から始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)で、各国政府に対策強化を促すとともに、自治体や企業にも早急な行動を求めている。