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この夏の節電対策として、JR西日本広島支社は2012年6月から、広島駅発着の約7割の電車で、停車時に乗客がドアを開閉する方式を取り入れている。
駅で乗降客にドアを開閉してもらう「ドア半自動扱い」は、寒さや風雨対策として、待ち時間が長い単線ローカル線などで見慣れた風景だ。
東日本大震災を受け節電が求められた昨夏、同支社は8月2日から9月20日まで、広島駅を除く125駅で初めて実施。
ことしは開始を6月1日に前倒しして、終了も9月30日まで延長。
広島駅でも朝のラッシュ時を除き、3分以上の停車の場合に実施している。
車内や駅構内の放送で開閉方法などをアナウンスするが、閉まったままのドアに立ちつくす姿もあり、そのたびに車掌や駅員が説明している。
同支社は「節電効果の数値化は難しいが、効果はあるはず。発車まで快適にお待ちいただきながら、節電にご協力を」と呼びかけている。
岩国市の第三セクター錦川鉄道は2012年6月19日、山陽新幹線新岩国駅に近い錦川清流線の御庄(みしょう)駅を「清流新岩国駅」に名称変更する方針を明らかにした。
御庄駅は新岩国駅と連絡通路で結ばれ、徒歩約5分。
山陽線や岩徳線の走るJR岩国駅へのアクセスを担っているが、今後は新岩国駅などから錦町方面への清流線利用もアピールしようと駅名変更を検討していた。
社内でリストアップした6つの候補をこの日の株主総会で提案、新幹線駅名と親和性のある「清流新岩国」に決めた。
沿線住民でつくる「錦川清流線を育てる会」の20日の総会で報告し、来年3月のダイヤ改正に伴い変更する予定。
清水晃一社長は「岩国錦帯橋空港(愛称)の年度内開港で観光客の増加が見込める。 清流線の利用促進に力を入れたい」と話している。
(中國新聞、6月20日付け)
この本数・運賃、乗り換え歩行所要時間では、山陽新幹線と岩国市街地とのアクセスの主要選択肢にはなり得ないが、錦川流域を沿線以外の人にアピールする効果はあるかもしれない。
岩国空港の民間機発着復活は、年度内ではなく年内12月13日なので、できればそのタイミングで駅名改称したほうが、あらゆる掲示・パンフレットに新駅名を記載してもらえるのだが、そういう発想がないのは極めて残念。