日本人が日本政府を信用していないのと同じように中国人が中国政府を信用していないというのはあるだろう。
中国では日本の処理水について問題がないという投稿を政府がすぐに消してしまう。だから調べ方を工夫しないと真実が伝わらない。無論日本でも正しくない情報も出回る事はあるが、そこには真実もあるし、勝手に消されるなんてことはない。酷い中傷記事くらいだろう。消されるのは。
つまりは中国ではちょっと出てきて消された記事があったらそれこそが真実になる。中国政府にとって不都合な真実ということだ。
賢い人ならそれに気付くだろう。そうした人は普通に日本に来て海鮮料理を堪能するだろう。
日本人としては、今中国に対して日本に来るなと思う人も沢山いるだろう。
しかし、悪いのは中国人ではなくあくまでも中国政府であるわけだ。
中国政府に対して憤るのは当然だが、中国政府に不満を持っていたり、気にしていなくて日本に来る中国人はむしろ歓迎しておいていいと思える。中国政府の人数より一般人のがはるかに数が多い。
日本から帰った時に国内で海鮮全く問題なかったという意見が飛び交えば、中国政府何を言ってるんだ?という不信感を持つ人が増える。そうなれば中国政府は中国国内でさえも孤立することになる。
そうしてこの処理水問題を解決する糸口になれば幸いだ。外交カードとして汚染水と呼んで自国の経済不振から目を反らすなんて失敗するべきだ。
そもそも政府というのは本来は国民のためにあるものであり、嘘で真実を曲げるなど問題外であるわけだ。間違ってることはしっかりと正すべき。
これは勿論日本政府にも言えることだ。
困るのはいつも国民であって政府じゃない。
最初から国民の事を考えていればもっとしっかりと他国と話し合いを事前にした上で処理水放出となっていたら、こんな大事にはならなかったのではないだろうか。