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君の代わりなんていないから


小学校の運動会は
秋晴れで

私はお手伝いも競技もなく

ただのんびり楽しんだ。


六年生の長男には
「親子で二人三脚」という

小学校生活最後にふさわしい

こどもの成長を
肌で感じ、
親の愛情を伝えられる
ほほえましい競技があった。


女の子の場合
恥ずかしいのか母親が
多数出場していたが

男子は大体父親が参加していた。


長男は、背の順で
一番最後のレース。


「あの子がゴールしたら
次の競技の準備にうつれるのに」

みたいな空気は避けたい


ゴールするのを拍手で
迎えられたりしたら
最悪だー


ドキドキしていたが
足を結ぶ練習の成果か、

三位!



頑張ったねえぇ

パパは、あと二回

六年生になったらやってね☆
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