話題:夫婦

主人と私は、とても似通った境遇(イジメ、虐待、貧乏)で育ってきた。
もっとも、主人は男のせいか私より過酷だったけどね。
その話は本人が知られるのを嫌がるため割愛させていただく。
しかしそれは、私にとっては仲間がいた。という強い力になった。
私の話をあるわけないなんて言わないで、信じてくれた初めての人。
(もっとも、話すこと自体が珍しい)

イジメ&虐待&貧乏あるあるを二人で遅くまで話続けたなー
私が主人にだけ特別な感情を抱いたのは、そんなバックグラウンドがあったからかもしれない。
この人もまた去っていくだろうという恐れと、この人なら愛を教えてくれるかもしれないという期待。
主人は今までに居なかった逸材だったので、期待が頭から離れなかった。
まあプロポーズがヤンデレだったのは、ご愛嬌。

披虐待児は歪んでしまいがちなのかもしれないね。
愛情や価値観が。
冷めた私と熱い主人。
私達は、とても極端で…とても似ている。
お互いに自分自身の幸せを諦めていた二人。
触れ合うことで、歯車が動き始めた。
出逢うべきして、出逢ったのかもしれない。
お互いの幸せのために…