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その女アレックス

読書カテゴリ作ってみました(笑)

私が読む本なんて、

森博嗣作品
海外ミステリ
海外ドラマ関連のペーパーバック(洋書)
海外小説(日本で翻訳が出てないシリーズもの新刊中心。翻訳で読めるなら読みますがね)
数学書(笑)

という意味不明なラインナップですvv
基本的に日本の小説は森作品以外ほとんど読みません。
それでもご興味あるかたはぜひぜひ(笑)


さてさて。
で、退職までに興味があった本全部借りとこうぜ★
ということで、書店で見つけて去年から気になってた海外ミステリです。



【その女アレックス】

前評判が高くて、どんでん返しを食らうとか、意外性とか、色々聞いてました〜。
なので、結構楽しみだったやつ。
ミステリ関係の文学賞も総ナメしてるようです。


で、実際読んでどうだったかというと
★★★☆☆(★3つくらい)ですかね^_^;


いやあの、話の運び方自体はとてもうまくて引き込まれるし、総合的には面白い部類ですよ!?

ただなあ…思ったほど意外なラストではないような気が…。
あと不必要に描写がグロい。
私はグロは映像も文章もかなり平気だから良かったんですけど、苦手な方はご注意をー!


アレックスという女性の誘拐監禁事件から始まるこの作品。
誘拐犯とメイン刑事の対決、とか、普通そういう風に連想するかと。
最初は確かにそういう切り口ですが、ただし、話の本質は全く違うところにあります。

確かにそういう意味では、途中からどんどん話が違う方向へ展開していって意外性十分かもしれないですが、うーん?

実際彼女はその監禁から脱出に成功していきますよ、まあその先はネタバレなので伏せておきます。
それが第1部まで。

前評判的には、その脱出後の第2部から事態が急変!とのこと。
まあそうですけど。
そうですね(笑)


オチ的には文章トリック風?と思わせる表現なんですが、読んでいると「ん?」という違和感がありますし、「まあそうですね」と言ってしまうに尽きるので、あまり期待しすぎると肩透かし食らうかなと思います。
あと、事件が起こった理由とかも詳しく説明を読んで納得したい!という方には不向きなミステリかなと。

映画化って話もあるらしいけど、でもそこまで面白いかな^_^;?
第1部まではハラハラさせる技巧と監禁時の心理描写があまりにも緻密ですごいのに、第2部以降の注目の内容(笑)は、いやー…結構展開に無理もあるし、こじつけたと感じる部分もラストにかなりあるので、イマイチ。
そんな感じでした〜

やっぱり「ええええええ!!?」って驚くなら、森博嗣作品を超えるものはない…
森先生、フランスでならミステリ大賞相当取れるんじゃないですか(笑)



ちなみに、腐女子的なポイント(笑)は、メインの刑事さんのカミーユさん\(^o^)/
低身長コンプレックス(笑)のやり手中高年刑事。

それがもう色々な人と色々な形で信頼関係を築いているんですけど、もうね、部下のルイさん…イケメン若手(30歳前後だったはず)富豪(笑)刑事とほんと、阿吽の呼吸すぎるvv

暴走しがちなカミーユさんをルイがいつも心得てて宥めてくるのが、本当に見ていて和やかです(笑)←多分本人らはそれどころではないでしょうがvv
ルイカミ大変萌えました、ありがとうございます(*^_^*)!


あと、参考人として事情を訊かれる女性が出てくるんですが、こんな展開が。

この刑事さんイケメン!
→誘ってみた
→全然靡かない
→この刑事さん、ゲイだわ

その判定vvv
そんなことでvvv
どんだけ自分に自信があるんだ(笑)、ていうか何その腐女子思考vvv
と思いつつ、最近ねー仕事で一か月ほどフランス文学作品に触れたところ、意外と明け透けに書くゲイ作家さん多いんですよ…ていうかフランス自体が英米独と比べてゲイ作家さん多い。
そういう風土なのかな(゜゜)?


あ、そして今は「薔薇の名前」読んでます(笑)
結構長くて読みにくいので、2月中に読み終わるかどうか?ですね〜

ではではおやすみなさいませvv
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