テレアポ、ねぇ…私、それやったことあるわよ。なんとか食いつながなきゃいけない時期があって、そこで手を出したのがテレアポのバイト。聞けば聞くほど楽そうに思えたけど、実際は全然違ったのよね。

ノルマが厳しいっていうのもあれなんだけど、それ以上にきつかったのが相手からの反応。正直言ってね、「今何時だと思ってるんだ!」とか「興味ないから!」って電話ガチャ切りされることも日常茶飯事。時にはもっとキツイ言葉を浴びせられたりね。それでも笑顔で「すみませんでした」って言わなきゃいけないのが、もうね、泣きそうになるほどつらかったわ。

ただでさえ子育てで精いっぱいなのに、この仕事に手を出してからは精神的にもクタクタ。でもね、そんな中でもピカピカ輝いてる人がいるのよ。テレアポに向いている人って、ほんと冷静で、断られても全然動じないの。怒られても「次、次!」って前向きで、まるでノルマなんてないかのように楽しそうに働いてる。

そういう人を見てると、私も負けじと頑張ろうとは思ったけど、やっぱり自分には向いてないと痛感したわ。でも、こういう経験も無駄じゃないって思ってるの。精神力、めっちゃ鍛えられたし、人と話す技術も上がったかなって。

今は違う仕事をしてるけど、テレアポの経験があるからこそ、どんなお客様とも対応できる自信があるのよね。それに、自分に向いている仕事を見つけられたっていうのは、あの厳しいテレアポ時代のおかげかもしれないわ。
テレホンレディ 熊本


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