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ハロウィン!

落書きんちょ
魔女っこ薬売りさんって言わないと、誰だか分からん
薬売りさんにはお菓子をしこたま用意しますよで、是非うちに来てほしいけど部屋が汚いから無理か
今、けしかすと布地でわやくちゃになってあばばばな感じです
これ……大掃除出来るのか?……と頭がクラクラしちゃう今日この頃
もう少しで今年も終わるなー







駄文

またもや現実逃避のたいこさえてしまった
安定の小田薬です
ちゅーはしてますが、それ以上はございません
むしろそれ以上を自分以外の方のを見たい!だれかクリスマスプレゼントに書いて下さい
お礼に裸に靴下で土下座待機で貴女の眠りを守りますウソです





ふと胸が重く苦しくなった。それと同じに原因が分かる。
草木も眠る丑三つ時、涼やか虫の音色とかさかさと風が落ち葉で遊ぶ音、それと共に衣擦れの音。

「……、お前そこで何してるんだ」

仰向けに寝る俺の胸の上に跨がるは、同居の薬売りだ。
俯き、いつもは一つに纏めている髪は、滑るように肩にかかり腰へと流れている。髪で隠れて顔は見えないが、艶やかな髪やすらりと伸びる足元、ややはだけている胸元が光で更に蒼く白く見える。

「明日も商いだろ? 早く寝ろ」

ピクリと体が動くと、大の字になって寝ている小田島の脇の間に折り畳み足を置く。鍵に鍵穴がすっぽりとはまるように、小田島の脇に薬売りの膝がはまる。これでは肩を布団から離す事が出来ず、体を起こす事が出来ない。

なんだなんだ?!

自分の胸元をきゅっと握っていた指が、スルスルと首から顎そして頬へと撫でる。怖い事などないから、安心して下さいと言わんばかりの優しい手つきだ。

「怖い夢でも見たのか?」

その問いにふるふると頭を横に振る。

「どうした?」

小田島は困り果てていた。先からなにも話してくれないのだ、細い肩が震えている。泣いているのだろうか?と小田島はもやもやとした気持ちになった。
手を出来るだけ伸ばし、薬売りの顔を隠す髪を耳に掛けてやる。いつも藤色の紅と紅い隈取りをしているのだが今はしておらず、変わりに長い睫毛と、透けるように白い肌、ふっくらとした薄紅色の唇は弦を描いている。

「おい……なに笑ってるんだ」

クスクスと笑う薬売りを見て、ほっとしたのを悟られぬよう小田島は息をついて、鼻を小突いてやった。

「小田島様が心配して下さるから、面白くて……ね」
「あのなー」

ふふと笑うと、頬に手を添え親指で唇を撫でる。ここは彼の中で一番柔らかい場所と言ってもいいだろう。ざりざりとした顎とは対照的でつるりとしてしっとりしている。こうやって良いように触れるのは自分しか居ないと思うと、手放したくない感触だ。

「心配してくれて嬉しいんですよ」
「俺はげんなりだ」
「どうして……ですか?」
「試されてる気がしてならん」

ブスっとした顔で素っ気なく言い放つ小田島が可笑しくてたまらない。

「それは、すみませんでした」

屈んでちゅっと音を立てて唇を吸った。
もちろん彼はまん丸の目を更に大きく開いて驚いている。
あぁ可笑しい。私達はもうこういった仲ではないですか。今更恥ずかしがるなんて、あんたは生娘かなにかかい?
つい出でしまいそうになる言葉は心の内に止めておく。
しかし小田島様は、なかなか夜戯に誘ってくれない。今日こそはと意気込んで来たものの、期待を裏切らない相変わらすの狼狽ぶりだ。そんな反応も愛しいのだけども、
小田島様の身の内にある真を見てみたいと思う気持ちが、今は大きい。

「……許して下さいますか?」
「お前はまたこんな事をしよって!!許すもなにもあるもんか!」
「小田島様……」

逃げようとする手を掴み、自らの太股に乗せる。まるで熱いものにでも触れたかのようにぱっと手が離れるが、自分も小田島の手の上に添えると大人しく触れてくれた。
小田島の手はごつごつして節が大きい、掌は大きな皺と剣だごがある。
その質感と体温でさえ、甘美な快楽を生んでしまうのだから堪らない。
今は大人しく太股の上に居るが、意思を持ち、動き、攻めたてるのだと思うと、知らず知らず熱が集まりだす。
喉までくる火のような感情を、ほぅと一つ息を吐いて外に逃がした。

「おい」
「……はい?」
「お前布団に入れ」


思わぬ発言に驚いて目を見開く。

「体が冷えてるぞ。まったく、夜は寒くなってきたのだから薄着で過ごすなんて。お前は好き好んで風邪をひきたいのか?手なんか氷のようだぞ」

真っ赤な顔で目線をそらしながらの説教に、肩透かしを食らったが、自分の体を心配してくれている小田島が愛しい。

(……、逃げてるようにも見えるけど……まあ、それはそれで)

クスクス笑うと体をどかし、小田島の布団に入り込んだ。
冷えきった薬売りを小田島は招き入れる。

「俺がこんなに誘っているのに、あなたって人は」

確かに体は冷えている。仕返しだとばかりに薬売りは冷たくなった足先を小田島の足にぴとりと引っ付けた。

「ぎゃっ!」
「お相手が女性でしたら、愛憎つかされていますよ。だからモテないんですよ小田島様」

厚い胸板にすりより小田島の香りを胸一杯に吸い込むと、大きな手が頭を撫でた。
ややあって小田島は咳払いをして、真っ赤な顔で口を開いた。


「その……なんだ…………。明後日は休みなのだが……。それまで待っててくれんか?」

すっとんきょうな声で、まさかの言葉に一瞬何を待つんだ?と思った薬売りはポカンとした表情で小田島を見詰めた。
こんな事今までにあっただろうか?
小田島は見詰められる居たたまれなさに、薬売りの細い体を抱き締めた。綿夜着が肌に触りひんやりとするが、恥ずかしさで火照った体に丁度良い。

「もう少しだけ待っててくれ……たのむ」

胸に収まっていた腕がスルリと背に回された。顔は見えぬが、いつもよりへにょっと垂れているような耳が赤い。


「…………小田島様の頼み…でしたら」










あぁ参った。


この状況で寝れるのだろうか?


お互いに同じ事を思って目を瞑る。朝の気配はまだしない床の間の話である。
















































500いきましたー!


なんと今日で500ヒットいきましたー!
ありがとうございます
えーっとなんか水彩でイラスト描くぜって言ってましたが、色鉛筆になっちまいました

これからもラブラブな小田島様と薬売りさんで頑張ってまいります!
構図はあれです
……ガチでレパートリーがないんです
それ以前の問題ですが!もー500ヒットありがとーうで許して下さい



よし、今から片付け頑張るぞー

日記と駄文?

お久し振りの日記じゃー!
気付けば月末……。早すぎる
今月は忙し過ぎですぜ。明日妹が帰ってくるのに部屋がきたねぇーよ
それと今日は世界と一緒にお菓子作りをしました!なかなか乙女な生活だな

そして、テスト勉強中の学生のように片付けに対する現実逃避を始めまして、駄文を一つ書いてしまいました

初の平成小田薬
T時代T小田薬モットーですが、この話は薬売りさんが色んな時代を往き来してる設定でござんます
そして、私の中では薬売りさんは生活面に関しては、小田島様ラブ意外ズボラなイメージなので、内容に関しては嫌なイメージを持たれる方も絶対にいます!断言しますので、考えてから御覧になって下さいませ










薬売りは風呂に入るのが嫌いだ。
 放っておけば何日も入らない。まったくもってけしからん奴だ。髪も女性のように長いのだから手入れすれば良いものの、淡い色彩の髪は縺れてるし、なんだか臭い。それで毎度当然のように抱きついてくるのだから堪らない。どうしたら良いのか本人に聞いてみた所『ならば私と一緒に入って頂ければ良いのですよ』とニタリと笑って言いやがった。
もう駄目だ、コイツと嘆いていたが、加代が良い事を教えてくれた。


『薬売りさんは、平成のお風呂に慣れてないんですよ! 楽しみ方もね♪』







………………………


「小田島様!小田島様! これは何と読むんです?」
「あー…これはローズだな」
「ローズ? それはなんですか?」
「えーっとお前が分かるように言えば…バラかな?いやバラって分かるのか?」
「まあ、明治大正と少しですが居ましたからね、……バラって他に呼び名があるのですね」

するりと白い手が次の質問を探している。

「小田島様、これは?」
「これはジャスミンだ」
「ジャスミン?」
「茉莉花の事だ」
「あぁ なるほど。小田島様はこの香りは好き…ですか?」
「うーん…。俺はあんまり好きではないかな? 香りが強すぎる」
「そうですか。…あ、これはなんです?」
「これはミルク&ハニーって書いてるな。要は牛乳と蜂蜜だ」
「牛の乳に蜂蜜を混ぜたもの?! それは…なんと面妖な……」
「ほれ、こっちはお前も食った事があるだろ? 苺とチョコレートだぞ」
「?!!」
「こっちは……」

 愕然とする薬売りの反応が面白くて、ついついからかっていたら、棚の向こう側に居た店員二人が何やらこちらを見てクスクス笑っている。
 まあ、確かに昼間のドラッグストアーにて、青髭おっさんとやや臭う美形な兄ちゃんと二人で入浴剤を吟味してるなんて可笑しいよな……
加代にこの話をしたら絶対に笑う。もしかしたら笑い過ぎて死ぬかもしらん。
あ、あそこの主婦なんて二度見してる。俺は美容の為とは違うぞ!臭いコイツが風呂に入る為なんだからな!

「小田島様?」
「え? あぁいや、こんなに種類が多いとは思わなくってな。なにか気に入ったものはあったか?」
「そうですね…。」

するすると指がパッケージの上をなぞる。

「これが…とても気になります」

細い白魚のような指がピタリと止まったのは、パッケージにモコモコの羊が描かれている泡ぶろの入浴剤のようだ。

「泡風呂か」

 猛烈な早さでコクコクと頷く姿は子供のようだ。
子供と同様首が細いから頭が取れないか不安になるから止めてくれ。
薬売りが気に入った入浴剤を、ぽんとカゴの中に入れた。

「良いんですか?」
「良いも悪いも、お前が一人で風呂に入る為だからな」

 さっきまで取れたてのサバのような、キラキラと輝かせていた薬売りの目が今死んだ。

「なんだその目は」
「なんだってなんですか?」
「いや、……さっきまでキラキラと目を輝かせていたじゃないか」
「そうですね!どっかの誰かさんがやっと床に誘う文句を言ったかと思えば、一人で風呂に入る為だとか!なんなんですか?! 結局俺は一ヶ月も放置されて、挙げ句の果てには一人でマスでもかいてろって事ですかい!!」
「ちょっ! 声がデカイ!! あと、ここは公衆の面前!! 」
「私の事より他人の事が大事って事ですかい? あぁ分かりましたよ尻顎様」
「尻顎言うな! もとはと言えばお前が風呂に入らないのが悪いんじゃないか! 床に入る入らない以前に、風呂に入らんか!!!」


「あの、お二人さん。ラブラブなのは分かったから、とりあえずお会計したらどうかの?」



ご老人のその一言は、まるで水を掛けられたかのような冷たい感触が背中から足へと流れる。

「それに、他のお客さんに迷惑かけちゃ、いかんのぉ」

我に返り、回りを見渡すのさえ恐ろしい。


その後、猛烈な勢いで謝り倒し、ちゃんとお会計も済まさる律儀?な二人はそのドラッグストアーでは有名な話になった。




「んで、結局二人で入ったんです?」

ニヤニヤしながら女子大生の加代は今日も俺を問い詰める。

「もう、勘弁してくれ」
「えー、折角良いアイデアを教えてあげたのにー」



 そして、家に帰れば良い香りのアイツが三指ついてこう言うだろう




「小田島様、ローズ、ハニーシトラス、柚子どちらになさいます? どれも良い香りで……ございますよ?」



なんて話
おそまつ様でした!












































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