気紛れなるままに

今年は、海見れるかな。




夕方くらいからボーッと、


ただ見るのが好き。



たまーに、遊んだりしてね。





毎日が今は楽しくて、



キラキラしてる。





結樹が望んでた、


私になれてるよ。





周りをみてごらん、


一人じゃないから。



そう言われた時は、


分からなかったけど。



今なら、ちゃんと分かる。




色んな人が居るね。





キラキラ、してた。




気付けて良かった。

１講を無事に出席し、



喫煙所へ。



そしたら、居た。



やっぱり、居た。




これも、習慣になりつつある。




少し話して、教室へ向かう。




隣を歩くあの人が、


好きだと思えた。




今日も一日頑張ろう。

「いつも、元気もらってるんだよ。」



その一言で、



私は元気になるの。



あなたが笑うと、



私も笑う。



好きなんだなぁって、


分かったから。



今は全てがキラキラしてる。





奇跡、起きないかな。

大学に通い、４年目。



友達とご飯食べたり、

講義終わりに喫煙所行ったり、

図書館で勉強したり、

空き講に友達と話したり。



こんな当たり前のことが、

いつの間にか習慣になっていて。



来年から、なくなる。




そう考えると、淋しくなった。




昨日あの人に言われたことが、


頭から離れない。



来年から、私は居ないんだよ？



元気もらってるのは、私の方。




来年から、あの人はいないの。




想像できないよ。



こんなに、あの人のこと好きなんだ。




気付くの、遅いよ。




まだ、頑張れるかな。

感情論は苦手。



感情なんて、
いつ変わるか分からないもの。



今が苦しくても、


次の日にはそうじゃないかもしれない。




今どんなに相手を好きでも、


次の日にはそうじゃないかもしれない。



そんな身勝手な自分の感情で、


相手を振り回すことが、嫌なんだ。



こんな風なことを
思うようになってから、



人に気持ちを
伝えるのが苦手になった。



申し訳ないって、
思うようになった。




だから今も、


踏み出せないでいる。




夜中の出来事が夢みたいで、



自分が分からない。




幸せな、時間だったけど。



目に見えて
相手の気持ちが分からないと、


どうしたら良いか分からない。




あの人は、
何を考えてるんだろう。




私のことを、
どう思っているんだろう。



いつか、聞けるのかな。