薔薇の元を立ち去り、セラフィは琳の屋敷に戻ることにした。
セラフィにはやっぱり薔薇の気持ちは分からない。しかし分かる真珠はあのまま薔薇は主人とともに死なせてやってほしいというのだ。もしかしたら琳の元へ変えれば、もう少し長く生きれるかもしれないのに。
「ご主人さま、」
「ん?」
汽車にのる準備をしていると、真珠がセラフィの服の裾を握りしめた。離すものかと、ぎゅっと握っている。
「わたしも、できることならさいごまで、ご主人さまと一緒にいたいです。」
死の瞬間までも、
セラフィはその真珠の手を握った。冷たくひんやりとした陶磁器の手を。しかしどうしてか暖かかった。
※あとがき
ひどい、
何がひどいかというと、この文章が
もうこんなに悲惨に書いてしまい、グレイさんに謝りたいです(一回も喋ってないという)
いつか修正しなくては
薔薇(ソウビ)は“青い薔薇” をイメージしています
青い薔薇は科学上作ることができず(一応某会社が作りましたが)、花言葉を奇跡や不可能、神の祝福などがあります
薔薇は決して豊かな環境ではなかったかもしれません
しかし 愛した主人に尽くし、最期までそばにいられ幸せだと私は思います
そんな薔薇に青い薔薇の花言葉は似合っているような気がします
この先も色んな境遇の人形が出てきます
そんな時薔薇のことを思い出してほしいです