何社以上のキャッシングサービスを利用すると問題になるのかということですが、信用度の高さによって人それぞれになります。
とはいえ、数多くのキャッシング業者を利用すると、最悪の場合、多重債務者として信用機関に登録されてしまうかもしれません。
また、無事に契約できたとしても、複数契約は返済が複雑になります。
おまとめローンなどを使って一本化しようと思っても、一般的に、契約業者が4社より多いと、利用は難しくなります。
今後も金融機関などとローン契約を結ぶつもりがあるのなら、安易に複数のキャッシング業者と契約を結ばないようにして下さい。
専門学校の寮にいた頃、ド貧乏を経験しました。
1ヶ月分の学食チケット(3食?90日分)を失くしたんです。
転売する奴がいるので紛失しても再発行は効きません。
うちは学費を払うのでギリギリでしたし、週末だけのバイトではお金が足りず、カードローンやキャッシングで工面しようと考えつきました。
でも、正直言ってどこに借りに行ったら良いかわかるわけもなく、キャッシング経験のある友人に聞いたらクレカの家族カードだと言われ、それでは自分には無理だと思い、借り入れしないで、母親に相談しました。
「利用は計画的に」なんて言いますけど、学生で定収入もないのに計画もなにもないですよね。
冷静になってみると、自分が臆病で良かったのかなと思います。
自分では大人だと思っていたけど、甘かったんでしょう。
本当に支払いに窮してくると、消費者金融での借換やおまとめローンなど、ややもすれば高金利な方に目がいきやすいです。
生活資金に限れば、公的融資を申し込んでみるのはどうでしょう。
たとえば社会福祉協議会なら、福祉目的であるため相当低い金利(2%前後)で融資を受けることができます。
生活費を融資するのは「生活福祉資金貸付制度」と言い、用途別に他にも制度があります。
また、保証人なしで借りることができますが、もし連帯保証人が付けられれば利息ゼロ(金利なし)になります。
宣伝はしていませんから、利用するには窓口へ問合せしなければなりませんが、よく知った上で最良の判断をするのは、あなた自身です。
平成22年までにカードローンの利用経験がある人なら、過払い金と呼ばれるお金が戻ってくるかもしれません。
もし過払い金があれば、過払い金の返還手続きを済ませることで返してもらえるのです。
注意すべきは、債務整理をしたのと同じ扱いなので、借入があるときは請求をするのと同時に返済も一括でしなければあなたがブラックであると判断されます。
元々完済した後にすることの為、過払い金請求は完済後に行ってください。
キャッシングとカードローンはどちらも金融機関からお金を貸してもらえるサービスですが、何がどう違うのか区別できず、混乱している人も少なくないでしょう。
大雑把な説明になりますが、キャッシングは数万円程度の小口融資が基本になります。
その一方で、借入限度額が数百万円という大口融資を基本として、返済が基本的に一括払いできないものがカードローンと言われるサービスです。
小口融資が基本のキャッシングに比べて、カードローンの場合は審査に通りにくいと言われています。