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次、書けたらいいなぁ。な、パロ。


あなたの首に指を絡めて殺してやりたいと思う。

邪魔をするなら、例え自分を救ってくれた人間でも切り捨ててやる。
そうバーナビーは思った。

「すげぇ面してるぜ、バニーちゃん」

妙に余裕のあるこの男、虎徹がいけ好かない。
指に力を入れて、ぐっと彼の首を締め付けてやる。
ヒューヒューと酸素の音と、喉仏が、振動を与えて手のひらに伝わる。
それでも虎徹は笑っている。
不気味だ、本当に不気味な男だ。

「こんなんじゃ、俺を殺せないってわかってるだろ」

俺は能力者だぜ、と吐き捨てる虎徹は腕を伸ばして首を締めるバーナビーの左胸にトン、と触れた。

「バニー。俺を殺したいなら、お前はお前の胸に風穴を開ければいい」
「………」
「俺は馬鹿だから、お前の傷を治して、代わりに死んでやるよ」

それが一番効率の良い俺の殺し方だと虎徹が笑えば、バーナビーは本当に不気味な人ですねと笑った。







書きたいなぁと思ってる話そのいち。
ウロボロスという能力者の組織と、その組織に復讐しようとするバーナビーと、バーナビーに復讐をやめてもらいたい能力者の虎徹。
虎徹の能力は他人の怪我を写し取るもの。
自ら命を絶つことは出来ない、他人から写し取った痛みでしか痛みを感じないというとんでも設定。
バーナビーが死ぬとき、自分の死だと思っている駄目な大人。


ストックとか、ないです。


鋏男がなんか自分でも思った以上の展開に驚いてます安藤です。
実はこのパロ、大まかなネームしか組んでなかったので、自分でもまさかこんな話になるとは思ってもみなかったわけなんですが(おいおいおい)
虎徹ちゃんの過去話を急遽書くか書かないかで悩んでます。
明日更新間に合うかなぁ…(笑)

遅筆なので、ストックとか出来ません。
まぁ、ネーム書いて、下書きの文章書いて、本文をパソコンで打つ(しかもまたパソコン打つのが遅い遅い)なので、仕方ありませんね。


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