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おじさんに癒されている話

こんにちは。此之路(このみち)と申します。

倹約家とか節約上手とかどうせなら聞こえがいいように言いたいが、私はケチだ。

お金を使うことにすごく慎重になる。

今日だってスーパーに行った際、そういや歯磨き粉がもうちょっとしたら無くなるなあ、と思い出し売り場に行くも、
いつも行っているドラッグストアより10円高かったため買わなかった。
とりあえず数日分はまだあるから、と。

セールは実はすごく苦手。
安くなってお買い得!と麻痺して必要以上に買ってしまいがちだから。冷静な判断ができなくなってしまうため要注意。

あれもやめて欲しい。2つだけでいいのに
「こちらの商品3つ買うと20%引きになりますがもう1ついかがですか?」
みたいな販売戦略。
まるで2つだけ買うことが損しているかのように思えてくる。しかし3つは絶対要らないし…

ネットショッピングでも「あと千数百円買えば送料無料」みたいな。

悩ましい〜\(^-^)/

そんなことを常日頃考えてしまう私はどう転んでもケチだ。

夫は私とは違いその辺はおおらかと言うのか、ただ単に財布の紐が緩いと言うのか。

今日の歯みがき粉の件で言えば夫なら確実に買っているだろうし、

セール日に行くと混むから嫌だ、と空いている日に定価で買うタイプ。

クーポンとかポイントカードは邪魔くさいので利用しない。

食料品売り場で10円単位で頭を悩ませている私。
対して外で待っている夫は、自販機で定価の倍の値段のジュースを買って飲んでいる。

凸凹夫婦。

そんな私。サブスクは全く利用していないのだが、夫は映像配信系だけでも、Netflixとアマゾンプライムに加入している。(結婚前は加えてHuluにも加入していたが解約させた。)

最近なんてほとんど、いや全く視聴していないし、この2つも解約したろかな…
なんてふつふつと口論の種が芽を出しそうなそんな時。

松重豊さん主演のドラマ「孤独のグルメ」にドハマりしてしまった私。

あたしン家、フルハウス、そして孤独のグルメ。
延々と観ていられる作品。

おじさんがひとり食事してるだけ。
ただそれだけなのに本当に面白い。
クスッと笑えるし、すごく癒される。

卑屈な私。
常に隣の芝生は青くて、自分の現状に不満を持ち、欲どうしい私。
自己嫌悪の毎日。

でも、孤独のグルメつけて

おじさんが「お腹がペコちゃんだ」「そろそろ俺の胃が暴動をおこすぞ〜」とか言って、

決して敷居の高いレストランではなくって、

昔ながらの食堂とか大衆居酒屋に「楽しそうな店だ」と入店して、

素朴だけどあったかみがあって妙に美味しそうにみえるご飯

「そうそう俺にはこういうのがお似合いなんだよ」ってもりもり食べる

そんなおじさんの姿を観ているとなんか「今幸せかも」って気になる。

そして毎話最後に原作者の久住昌之さんが実際に舞台となったご飯やさんで食事をするというミニコーナーもある。

本編もおじさんの食事シーンなら、おまけもおじさんの食事シーン。どこまでもおじさんがご飯食べてるだけの番組なんだけど。

面白いんだよな〜。

そんな孤独のグルメは、夫が契約しているNetflixでみているので、

ひとまず夫のサブスク見直しは延期となっているわけで。

話題:最近ハマってるモノ

陽キャに憧れたあの頃の話

はじめまして。此之路(このみち)と申します。

私が今から7年前、当時私は大学生。
コミュ症で、本音を言い合える友達もおらず、恋愛経験もなし。

趣味は読書とゲームで、普段からモンハンのコラボメガネなんかを嬉々としてかけているような、オタク気質の女だった。

そして日常生活では満たされない承認欲求を満たしていた場所こそがエムブロだった。

リアルの自分は前述通り根暗で、自分的にはよく喋っている方だと思っていたクラスメイトから、学年末に差し掛かり「ってか此之路ちゃんの声初めてきいたかも〜笑」なんて言われるくらい筋金入りの陰(いん)の者なのに、

エムブロでは、危ない薬でもやってんじゃないかと疑うレベルのハイテンション口調で日常生活を綴り、陽(よう)の者を演じていた。

しかしそんな私がネイティブな陽の者になんてなれるわけがない。どうも無理しているところが節々に見えてうすら寒い。

今でこそ、根暗の何が悪いのか。ありのままの自分オーライなんて本当に思うが、
あの頃は精神年齢も幼く、陰気な自分にコンプレックスがあった。

そんな普段の無念を晴らすかのように書き続けた黒歴史もとい痛ブログも、3年間続けたが結局色々あって投稿しなくなった。

最後の記事を投稿してからもう5年ちかくたち、だんだん記憶からも消えていき、そのままブログの存在はもう思い出すことなんてなかったはずなのに。

夫に見つかってしまった。

「此之路、学生の頃ブログやってたやろ?ごめん、読んじゃった。」

2021年6月某日。夫の急な報告に、私は一瞬なんのことか分からず、しかしすぐに事の重大さに気付き涙が出てきた。

壊れたまま放置していた私のパソコンを夫が修理して使っており、私のブログがブックマークされていたのを見つけた。
この中二病満載の口調は此之路でしかないとすぐに確信したらしい。
悪い悪いと思いつつ、めちゃくちゃ読んでしまった、と。

いやー。しんど( ´_ゝ`)☆

その晩私はひとり、5年ぶりにパンドラの箱をあけて、今度こそ永遠に封印(削除)させていただいた。

あの頃ブログがすごく賑わっていた時と比べ、今やYouTubeやインスタ等映像を使った情報発信ツールが当たり前に普及しており、ブログというテキスト文化はやや時代遅れなのかもしれない。
いくつかのブログサイトもサービスを終了してしまった。
しかしそんななかでも懐かしのエムブロはまだサービスが続いている。これも何かのご縁だと思って。

此之路のブログ第2章(夫にはもちろん秘密)を始めてみることにする。

今回のは何度でも読み返したくなる大切な想い出保管庫になり得るのかどうか。
話題:ただいま

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