マカオ、新型コロナが風土病扱いに…共存モデルに完全移行

1/8(日) 15:06配信
マカオ新聞

 マカオは昨年(2022年)12月初旬に長く続いたゼロコロナからウィズコロナへ転換。約1ヶ月の過渡期を経て、1月8日から完全に共存モデルへ移行した。新型コロナは風土病(Endemic)扱いとされ、ほぼコロナ禍以前の状況に復帰したといえる。

 例を挙げると、新型コロナに絡む水際措置がほぼ撤廃された。入境時の隔離検疫はもとより、PCR検査陰性証明の提示も不要に。海外から入境する場合でも迅速抗原検査(簡易検査)の陰性結果をオンライン報告するのみで済む。

 域内の防疫措置についても健康申告が不要となり、行動制限を伴う健康コードの赤色、黄色が撤廃に。施設入場時等に健康コードを求められることもなくなった。

 つまり、海外からマカオを訪れるツーリストが入境後に検査や行動制限を求められることは一切なく、コロナ前と同様に過ごすことができる状況だ。