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平成27年7月4日(土)より、「焼山・熊野・矢野地区〜キリンビール前・広島駅新幹線口・広島バスセンター」系統を土日祝日限定で運行を開始します。(認可申請中)
35年前に「ピップエレキバン」のテレビCMで有名となった北海道比布(ぴっぷ)町のJR比布駅が、近く駅舎を解体して生まれ変わることになった。
当時は全国から大勢の鉄道ファンや観光客が押し寄せた。
CMに出演した俳優の樹木希林さんは「懐かしい思い出」と名残を惜しむ。
CMは1980年に放送された。
ホームの駅名表示板の前で、希林さんが「何か来ないうちにおっしゃったらどうですか」とエレキバンを製造するピップフジモト(現ピップ)の横矢勲会長(故人)に水を向け、横矢さんが「ピップ」と言おうとした途端、通過列車に遮られるというコミカルな内容だった。
駅舎は1934(昭和9)年に建てられ、CM撮影時は希林さんらの控室に使われた。
比布町は道北の水田地帯にある小さな町。
それまで観光客との縁は薄かったが、放映直後から鉄道ファンを中心に大勢の人が押し寄せ、入場券だけで一日千枚以上売れた日もあった。
「当時は駅前に何軒も店があり、ずいぶんとにぎわった。町の名前を全国区にしてもらい、うれしかった」と今も駅を利用する同町の女性(78)は懐かしむ。
希林さんによると、撮影は午前中に1本しかない急行列車が通過する瞬間を狙って行われた。
「ピップの会長とのコントは実に危ないタイミングで撮影され、失敗すると夕方まで待たねばならないので、列車通過のシーンで私の顔が真剣だったのが今も笑えます。古い比布駅さま、お疲れさまでした」とコメントを寄せた。
当時約6千人いた比布町の人口は現在3900人に減り、駅前商店街は姿を消した。
駅の利用者は学生らに限られ、町外から訪れる鉄道マニアもほとんどいない。
駅舎は06月22日に取り壊しが始まり、来年(2016年)3月に新駅舎が完成する予定。
町は「名の知られた駅でもあり、新駅舎にカフェを設けるなど、新たな拠点としてまちの活性化に役立てたい」としている。
(朝日新聞 2015年06月19日)
上川郡比布町の広報誌2015年5月号によると、
@JRの駅で唯一、半濁音で始まる名前の駅
A頭文字と最後の文字がいずれも半濁音
B半濁音と促音のみで構成される駅
Cローマ字表記すると「P」がとても多い (5文字中3文字)
D難読駅名としてテレビ番組で紹介された
というのが、比布駅トリビアだそうです。
但し駅舎建て替えを詳しく取り上げたこの広報誌、CMのことには触れていません。
鉄道の負の側面伝えて
JR西日本が来年(2016年)春、京都市に開く京都鉄道博物館に、JR宝塚線(福知山線)脱線事故に関する展示を設けるか。先月の同社の記者会見で話題になった。
真鍋精志社長は「事故に関心ある方々には(社員研修施設の)鉄道安全考動(こうどう)館をご案内している」と述べ、新博物館では事故の展示をしない考えを示した。
博物館の主な客層は親子連れだ。悲惨な事故のことはなじまないとの意見もあろう。
JR東日本の鉄道博物館(さいたま市)は「歴史年表で重大事故を取り上げている」。
JR東海のリニア・鉄道館(名古屋市)は「車両の解説で事故に触れているものがある」という。
ただJR西は安全対策の展示には力点を置く方針だ。
それなら、過去の大事故も何らかの形で紹介すべきではないか。
「鉄道は安全」と当たり前に思っている人は多いが、おびただしい事故の教訓が、対策を進化させてきた。
そういう負の側面を若い世代にこそ伝えるべきだ。
宝塚線事故、信楽高原鉄道事故。
JR発足後の28年間で、最も多い死者を出した二つの大事故にJR西は関与した。
重い社会的責務をいま一度考えてほしい。
論説委員 加戸靖史
(朝日新聞 2015年06月19日)
朝日新聞こそ、重い社会的責務をいま一度考えて、自らが犯し続けてきた負の側面を、若い世代にもしっかりと伝えるべきではないか、。
ということはさておき、2005年04月の福知山線事故のみならず、第三セクター信楽高原鐡道で1991年05月に発生した事故についても、JR西日本は責任を大きく負わねばならないことを、忘れてはなりませんね。
JR西日本
TWILIGHT EXPRESS 瑞風では、
日本の原風景や美しい自然をご堪能いただきます。
2015年03月まで大阪・札幌間を運行したトワイライトエクスプレスでは、 美しい車窓を眺めながら、車内で調理されたフレンチのディナーをお楽しみいただき、上質で快適な客室でゆったりとした時間をすごすという、鉄道の旅の醍醐味をお楽しみいただきました。
2017年春に運行開始を予定しているTWILIGHT EXPRESS 瑞風では、この伝統を受け継いで日本海や大山、瀬戸内海の多島美などの車窓をお楽しみいただくとともに、ご乗車中に沿線の歴史・文化に触れていただく立ち寄り観光を実施します。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風がご提供する美しい日本の姿を再発見する特別な旅に、どうぞご期待ください。
1 TWILIGHT EXPRESS 瑞風で探訪する美しい日本
(1)車窓
TWILIGHT EXPRESS 瑞風は、国立公園である瀬戸内海や大山、世界ジオパークの山陰海岸ジオパークなどの美しい自然の風景の中を巡ります。
夕景や朝もやの移ろいゆく時や四季折々に表情を変える車窓を、食堂車で食事を堪能しながら、展望デッキで風を感じながら、客室やラウンジカーでくつろぎながら、お楽しみください。
(2)立ち寄り観光
TWILIGHT EXPRESS 瑞風の旅では、1日1回、沿線の途中駅に立ち寄り、沿線の歴史・文化や美しい景色をお楽しみいただきます。
立ち寄り観光では、国内外で評価される観光地に加え、知る人ぞ知る日本の原風景をご探訪いただくとともに、非公開箇所の見学や隠れた名品の鑑賞などの特別な体験をご提供いたします。
2 旅程
(1)日程
1泊2日の片道タイプと2泊3日の周遊タイプをご用意し、1日1回立ち寄り観光を実施します。
(2)始発・終着駅
旅は、大阪・京都、下関の各駅から始まり、下関、京都・大阪に至ります。
(3)運行ルート
山陽本線経由と山陰本線経由をご用意します。
3 その他
・立ち寄り観光とともに、旅程の途中において沿線でのおもてなしや沿線の魅力を発信するイベントもご用意します。
・立ち寄り観光先については、運行開始後に随時見直すことを検討しています。
(JR西日本 2015年06月18日)
現行の特別なトワイライトでは、往路にも復路にも、敦賀折り返しで琵琶湖の周囲を周遊する行程が組み込まれています。
新製車両導入時には、この部分を省略することで、立ち寄り観光の時間を確保するような感じですね。
瀬戸内海の多島美を車窓から楽しむならば、三原〜海田市間は、山陽本線経由ではなく、呉線経由のほうがベターではと感じました。
しかし、発表されている旅程から勘案すると、下りも上りも、正にこの区間を含む広島県内で、車中泊の模様。