久々休みやからDVD借りてきた
ホラー系借りまくられとって仕方なし【恐怖】ってやつ借りた
リングのプロデューサーが手掛けたホラー
感想としてはジャパニーズホラーの終焉を見た感満載
リングや呪怨が流行ってリメイクされたりしていた頃でさえジャパニーズホラーというかホラー映画から得られる恐怖感は薄かったし、その後公開された感染、輪廻などの作品には幻滅していたけどこの作品は最初から最後まで話の意味も意図も分からなかった。
小さな矛盾の連続が気に掛かったり、自分だったらこのシーンではこういうカット入れてもうちょい恐怖と驚愕を混ぜられるのにとかいうのに捕らわれて真剣に観れなかったからかもしれん。
残念ながら【恐怖】というタイトルをつけるのが烏滸がましい程の作品。
(以下ネタバレ含む内容)
脳科学者の夫婦が戦時中に満州で行われたある実験を録画したフィルムを鑑賞する
その実験とは開頭し、脳の特定部位に電極を刺して電流を流し、どんな幻覚が見えるかというものだった。
その映像を偶々観てしまった夫婦の二人の娘はそれがトラウマとなってしまう。
大人になった姉は死に囚われ練炭での集団自殺に参加するも、それは母親が例の実験の被験者を得る為に仕組んだもので練炭で意識を失った参加者たちは開頭させられ露出した脳に電流を流される。
母親は娘にも躊躇うことなく実験を施した。
一方妹は姉がそんな目にあっているとも知らず姉を探す為警察に連絡し、姉の一人暮らしの部屋に泊まることにする…
これは出だしのさらっとした内容
ただ映像は何の脈絡もなく飛んだり大した説明もないので実際とは微妙に違うかも
確実に言えるのは観て損する映画。
時間が勿体無い。
もう矛盾だらけ
鍵掛けられた監視カメラつきの独房から被験者二人が逃げ出したってシーンには思わず首傾げたし
被験者の脳に電流流してから独房の壁が人間の皮膚のように変質し被験者の影響を受けたってシーンあるんやけど脳が見せる幻覚が何故現実世界の壁というものを変質させるのかとか
脳に電流流して眼球色素に異常が出たって設定なんか知らんけど被験者の瞳が灰白色になっとるのも意味分からんし
被験者の一人が処女妊娠するんやけど、俺の中で処女妊娠はマリア様なイメージやから完全に【恐怖】とは真逆やし、しかも何孕んだんかと思いきや『あの世』とか漠然とし過ぎ
荒唐無稽を通り越して失笑や
しかも処女妊娠に対するある登場人物の台詞に
『あの女は自分の子供に処女を犯されて産み落とす』
的なのあったんやけどほんまエログロ要素すらないし糞ダサい
もっと良い言い回しなかったんかな?笑
呪怨黒い幼女白い老婆?あれもおもんなかったけど更に遥か上を行く面白くなさ
脳やら死生観やら何やかんやで放り込んだら怖くなるやろ!で 作ったとしか言いようがない。
感染やら輪廻やらのシリーズ最新作にして最終作らしいけど納得や
感染でも医療スタッフがマスクやゴム手袋せず医療廃棄物の杜撰管理で看護師に感染拡大とかいう有り得ないシーン盛り沢山やったし
輪廻は輪廻で前半だけで後半の展開や結末が読めるほどベタやったし
まさかの最終作が一番の駄作とかないわ(笑
さて。
最近頭痛酷いししばし寝まふ。
夜になったら起こしてね( -´д-`)
ではね。(鼻水じゅるじゅる)