カイは涙を流しながら自分が今いる場所を再確認する。
カイ:わ、私の理想とした…
夢にまで見た世界
みんなが私を認めてくれる
ふ……ふふふ
嬉しい 楽しい この瞬間……!
狂いながらカイは今の状況に歓喜
無二は自信をなくしていた。
無二:どうなってやがる……‥?
俺がバルバロスを全く引けないだと……
ズズズズズズズズ…
魔人の如くブリザは威厳を放ちながら腕を組み、試合を嘲笑うように見下ろす。
ブリザ:当然だぜ
無二ちゃんよ
バルバロスがお前の言う事なんぞ聞くわけないだろ
アイツらの悲しみや怒りが解るのは俺だけだぜ
無二のフィールドには何も無い
カイ:そう つまり
貴方のフィールドには
未来も夢も希望も明日も皆無!
皆無 皆無 皆無 皆無!
限りなく零!!
そしてえええええ!!
私のフィールドにはアナザアアアアアー
ネオスッッ!!
ドドドドドドド
無二は現在起きている出来事が信じられない
無二:ぐ、くそ…‥こんな事が…………
カイ:終わりです。
アナザーネオスでダイレクト アタック!!!
アナザーネオスの攻撃が無二を敗北に導く
ドゴオオオオオッ!!!!
ピピピー…‥
無二LP 0
無二:馬鹿な……
こんな事が………
俺が何もできないだと………
無二はアッサリと
当たり前のように
至極当然のように
敗北した………‥