一番笑ってるやつが一番泣いてる

話題:ひとりごと











好きだったはずの作品。





久しぶりに読むと、主人公の気持ち悪さに吐き気がする。



小学生の頃の成功体験を十数年後も引きずる精神性。



悲観するほど悲観的なことが何一つ起こらない筋書き。



大して不幸に見えない主人公に共感できる程度には、自分も苦労を知らない人生を暮らしてきてたんだなと今にして思う。



そんな風に人と不幸を比べることに意味はない。



大変なことは、その人にとっては大変なのだから、大変だ。



誰かの大変さをわかってやることはできないから、悩みに貴賤はない。



だから、俺は俺の主観に基づいてこの物語の主人公の運命を眺めて物をいう。





この物語の主人公は、小さな傷を大きく見せたがるガキ大将と同じだ。




何の苦労もしてないから、自分の一番の幸せと今の幸せの差で不幸な気分に浸るしかない。




いつまでも自分の人生の当事者になれない。




大切だったものが大切じゃなくなることは、別に悲しくない。




寂しいことは偉くも何ともない。




大切なものが、大切だったのに何もしなかった自分を、自分で慰める主人公の気持ち悪さだけが胸を刺す。






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無理だけどね

話題:今日の音楽




「人との距離のはかりかた」

という曲が好きだった。




「言葉にするだけ無駄だよな

でも言葉にしなくちゃダメだよな

誰かに頼まれた訳じゃないけど

信じたいんだよ

似た者同士だろう」



「人との距離のはかりかた

僕自身いまいちわかってないけど

君とはずっとはからなくていい距離を

見つけたいんだよな

そう思うんだよ」








リリー・フランキーが、彼の本のあとがきに、


「理想の暮らしは言葉の無い暮らしだ」と書いていたのを思い出す。



「言葉が一番人を間違わせる。

そして傷つける。

それの無い場所に行きたい。」









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完成するまで待ってやろうか

話題:ラクガキ








人生で一番遊んだゲーム。



そこそこ売れたのに忘れ去られた名作。



自分で描いたキャラクターを戦わせるゲーム。



売り出されたときに、有名な漫画家の描いたキャラがたくさん広告に載ったせいで、


「絵がうまい人がやるゲーム」だと思われて、忘れ去られたゲーム。




下手くそでも楽しいことがこの世にはたくさんあると教えてくれたゲーム。




下手くそでも楽しいことを「好き」と呼ぶのだと教えてくれたゲーム。






できないことは恥ずかしくない。



どんな自分だとしても恥ずかしがることが一番恥ずかしい。




何でもできるつもりなの?




できないのが当たり前なのに、何恥ずかしがってるの?




バカなの?





て思う。





バカでも良いよ、恥ずかしがるのが好きなんだ。




私の人生には恥ずかしさが必要なんだ、て人もいるかもしれない。




一生やってろって思う。





早く終わらせた方が良いのわかってんのに課題を放置してブログ書くみたいな。



話題:ひとりごと





カラオケで曲を入れそびれてる間にCMが流れて、気になっていたので読んでみた。

次の巻で完結らしい。

すごく簡単に説明すると、人を殺してしまった仲良し5人組が、殺して何年も経ってから証拠隠滅を迫られる話。


核心をネタバレしないように面白かったところを伝えるのが難しいけど、とりあえず絵は綺麗。


ヒロインが可愛くてしかも主人公のことが大好きなので、ハーレムものとしても読める。



最近似たようなの読んだ気がするなと思った。


これだった。





骨つながり。

こっちも、お父さんを殺しちゃった娘の話。

ただ、透明になれるという特殊能力のせいで、バレる要素がゼロだし、証拠隠滅の必要がない。


というか、すでに自首したそうな流れで話が進んでる。



こういうの読むと、自分で殺したのになんで罪悪感に苛まれてるんだろうな、と思う。



人を殺した罪悪感をテーマにする作品は、殺した時点では人を殺す(死ぬ)意味について深く理解できてなくて、何かの拍子にそれがいけないことだったと気づいて、罪悪感を抱くみたいな流れで描かれることが多い。



殺した時点では、例えばすげー嫌なことされてたとか、殺さなければ殺されてたとか、殺すだけの理由があるわけだけど。



いざ殺してみたら、罪悪感、て。



殺された方が可哀想だ。

まあ、殺されてる時点である程度可哀想なんだけど、「後々になって罪悪感覚えるくらいなら殺さなくて良かったやん」感の上乗せで可哀想だ。




これも似てる。

父親の仇を討つために、父親を殺した男の船に乗って海賊になる主人公の話。

父を殺されて怒り狂ってたはずなのに、誰かの父であるかもしれない人々を平気で殺して来たことに気づいて、ある日急に罪悪感にやられるシーンが出てくる。




逆に、全然殺す理由なんてないのに何となく殺して、挙げ句どこかの時点で罪悪感を感じ始めるみたいなとこまで突き抜けたキャラとか出てきたら、それはそれで面白いのかもなと思う。


人を殺してみたかった、くらいの理由で殺してみたんだけど、実際殺したら何故か良くないことだったと気づいて、自分を責める、みたいな。



やらなくても誰も困らないのに、自分で能動的に選んでやってみた行動を、後になって後悔するような人はけっこう多いのに、


そんな感じで人を殺して罪悪感を抱くキャラクターは意外と描かれなくて、


割と皆殺すだけの理由があって殺すなあ


という気付き。


「当たり前」を「hit and run」と訳した遠藤くんと駅前ですれ違った。

話題:ひとりごと



久しぶりに帰省して、地元の中学校に行く用事があった。


中学の時にお世話になった先生に偶然会って、驚いた。


若くて綺麗だった先生が、少し大人の美しい先生にクラスチェンジしていた。



先生から、俺はどう見えただろう。



久しぶりに恩師に会って、高校の時に一番


好きだった先生にも会いたくなった。



数年前、退職の年の離任式の時にお会いして以来



何も音沙汰がない。



メールアドレスをもらったはずが、どこかになくしてしまった。




お元気でいるだろうか。









会おうとか、繋がろうと強く意思すれば


いつでもそうできる相手だからこそ


そのままに何年も経ってしまったなと振り返る。




桜が好きだと言っていた。


東京の桜が。



今年の春、桜が咲いたら、


手紙でも書いてみよう。



僕は元気です。


先生の言う通り、東京は桜が美しいです。


先生はお元気ですか、と。

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